1年以内に楽器を始めた人への意識調査

調査対象 楽器演奏を過去1年で新しく始めた、または1年以上のブランクを経て再開した15歳~69歳の男女 1,030人 調査実施先 カシオ計算機株式会社
調査方法 インターネットリサーチ 調査期間 2020/07/30~2020/07/31

調査結果の概要

カシオ計算機株式会社は、電子楽器1号機を発売してから今年で40周年を迎えました。当社は独自のデジタル技術を駆使して、1台で様々な楽器の音色を発することができる電子キーボード『カシオトーン201』を1980年に発売し、楽器事業を開始。“誰でも簡単に音楽が楽しめる楽器を創りたい”という思いから数多くの革新的な電子楽器を開発し、音楽人口の拡大に貢献してきました。今回、楽器事業40周年に際し、2019年7月から2020年7月までの直近1年間で楽器を新たに始めた方、また再開した方を対象に、楽器演奏に関する意識調査を実施しました。はじめに、この1年で演奏を始めた/再開した楽器の中で、最も演奏した頻度の多い楽器についてお尋ねしました。その結果、「電子ピアノ」18.6%、「アコースティックギター」13.2%、「エレキギター」12.8%、「電子キーボード」11.2%、「アップライトピアノ」9.6%という順番になりました。楽器を始めた/再開した理由で最も多かったのは、楽器さえあれば「自分一人で楽しめる」49.0%という点でした。他にも「以前から演奏を始めたかった・興味があった」46.5%という楽器への憧れから始める方や、「自由にできる時間が増えたから」37.4%、「気分を変えたかったから」42.2%といった新型コロナウィルス感染拡大による外出自粛期間中に、自分の時間を楽しむために始める方も多かったようです。新しく楽器を始めて/再開して、良かった点は「気分転換になった」69.9%、「自分一人で楽しめた」47.6%、「上達していくことが楽しい」42.3%など自分一人で楽しめることに加えて、「家族と一緒に楽しめた」21.6%といった誰かと一緒に演奏する喜びも上位に挙がりました。楽器を演奏する時間ができた代わりに減った時間は「テレビの視聴」27.2%をはじめ、「ネットサーフィン」14.9%、「動画の視聴」7.6%、「ゲーム」7.9%など、コロナ禍でさらに増えたと言われている娯楽が上位に入りました。昨今では、飲食店やレジャーランドに行くという時間も減っている中、それらの時間を楽器の演奏に充てる人も多いようです。最後に、今後も楽器の演奏を続けたいと思いますかとお尋ねしました。楽器演奏を始めた方の中で「とても続けたい」と回答したのが全体の50.8%、「やや続けたい」と回答したのが35.8%という結果になりました。

調査結果

あなたがこの1年で演奏を始めた/再開した楽器の中で、最も演奏した頻度の多い楽器についてお選びください。(n=1,030)(単位:% )
あなたがこの1年の間に楽器を新しく始めた/再開した理由について、あてはまるものを全てお選びください。(複数回答可、n=1,030)(単位:% )
あなたが楽器をこの1年の間に新しく始めて/再開して、良かったと思う点について、あてはまるものを全てお選びください。(複数回答可、n=1,030)(単位:% )
あなたが楽器の演奏を開始・再開した前後を比べると、掛ける時間が減った活動はどれですか?最もあてはまるものを一つお選びください。(n=1,030、10項目抜粋)(単位:% )
あなたは今後も楽器の演奏を続けたいと思いますか。(n=1,030)(単位:% )