小学生の夏休みに関する意識調査(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)小学生とその親の夏休みについて気にかかることについて尋ねたところ、親子共に「夏休みの宿題」がトップとなりました。子どもの気にかかること2位には「自由研究」45.5%となり、夏休み中の課題について心配している様子がうかがえました。また、4位には「学校の友達に会えないこと」12.3%もあげられ、学校が子どもたちの交流の場として重要であることが読み取れました。親の気にかかることについて見てみると、2位に「毎日のお昼ご飯の用意が大変」28.9%がランクイン。子どもが学校での給食がなくなる分、親の家事が忙しくなる様子が見えてきます。また、複数回答を求めた中、1人あたりの平均回答数を見てみると、子どもの平均が『1.5個』であるのに対し、親は『1.9個』という結果となり、子どもよりも親の心配事が多い傾向にあることがわかりました。特に、子どもの年齢が小学3~4年生の親の平均回答数は『2.1個』となり、他の学年に比べて高くなっていることがわかりました。行動範囲が広がってくる年代ということも影響しているのか、心配事が増えていることが読み取れます。今年の夏休みに最も楽しみにしていることにかける平均予算額は一世帯あたり『75,583円』となりました。宿泊の有無で分けて見てみると、宿泊を伴う人の平均予算額は『106,687円』、伴わない人の平均予算額は『11,600円』という結果となりました。
調査結果
- 【夏休みに気にかかることについての平均回答数】 (n=840)
子 親 全体 1.5個 1.9個 小学1~2年生 1.3個 1.8個 小学3~4年生 1.6個 2.1個 小学5~6年生 1.6個 1.8個 - 【夏休みに最も楽しみにしていることにかける平均予算額】
※夏休みに楽しみにしていることがある人ベース全体(n=804) 75,583円 宿泊を伴う(n=541) 106,687円 宿泊を伴わない(n=263) 11,600円