“運転中にヒヤッとした経験”についてのアンケート |
||||||||
|
調査結果の概要
パーク24株式会社は、ドライバー向け会員制サービス【タイムズクラブ】の会員の方を対象に「“運転中にヒヤッとした経験”についてのアンケート」を実施しました。その結果を発表します。はじめにクルマを運転中、ヒヤッとした経験があるか?尋ねました。すると「ある」と回答した方は96%に上り、続けてどんな時にヒヤッとしたか?聞いたところ、「急な飛び出し」が71%、次いで「前のクルマの急ブレーキ」が42%となり、予測が難しい第三者の急な動きによって多くの人が“ヒヤッと”を経験していることがわかりました。以下「眠気」31%、「クルマのスリップ」16%、「ブレーキとアクセルの踏み間違い」6%の順となりました。<ブレーキとアクセルの踏み間違い>と<眠気>の回答割合について≪免許取得年数別≫でみると、<ブレーキとアクセルの踏み間違い>が免許を取得して「1年未満」の方が21%であるのに対して、「1年以上5年未満」の方では14%に減少していることから、1年でも運転経験を積むことで操作ミスによる“ヒヤッと”が減少していくことが分かります。一方、「5年以上」の運転経験を積むと、<眠気>による“ヒヤッと”が3割を超えることから、運転に対する慣れや緊張感の緩みが影響していると推測できます。自身の考える運転限度年齢について、自身で何歳まで運転ができると思うか?尋ねたところ、6割以上の方が『70歳以下(「~50歳」3%、「51歳~60歳」9%、「61歳~65歳」19%、「66歳~70歳」32%:計)』と回答しました。一番多かった年齢層は「66歳~70歳」32%、次いで「71歳~75歳」20%、「61歳~65歳」19%の順となりました。前回と比較すると、「66歳~70歳」の割合に変化はないものの、『65歳以下』が4pt増加していることから、年を重ねた際の運転に対する不安が高まってきていることが推測されます。回答者を年代別でみると、『71歳以上』でも運転できると回答する方が20代以下の方は約2割となる一方で、60歳以上の方は約8割となりました。なお、警察庁のデータでは、平成28年度中の申請による65歳以上の運転免許の取り消し件数は、前年比20%増の345,313件で、その数は年々増加傾向にあります。運転中に“ヒヤッと”を経験した方の多くは、自身の運転操作によらない第三者の急な行動が原因となっています。予想外の事態が発生した場合でも対応できるように車間距離をとったり、視野を広くしたりするなどゆとりが大切です。また、“ヒヤッと”の原因である「ペダルの踏み間違い」や「眠気」は重大事故につながる危険性があることから、運転の際は十分注意しましょう