ソニー損保「2014年　全国カーライフ実態調査」(2)

調査結果の概要

（（１）より続く）「ガソリン自動車」への買替えを考えている方に、次に買替えるとき「ガソリン自動車」を選ぶ理由（ハイブリッド自動車や電気自動車を選ばない理由）を聞いたところ、「本体価格が安いから」が57.9％で最も高く、次いで「欲しい車種がガソリン自動車しかないから」35.2％、「（ガソリン自動車でも）十分燃費が良いから」30.3％が続きました。また、『ガソリン自動車以外』への買替えを考えている方に、次に買替えるときに次世代自動車を選ぶ理由（ガソリン自動車を選ばない理由）を聞いたところ、「燃費が良くなるから」が76.8％で最も高くなりました。続いて、車を買替える予定がある方に、車を買替える際の車体本体価格（※諸経費：自動車税、自動車取得税、自動車重量税などは除く）の予算を聞いたところ、「わからない」（15.1％）と回答した方を除いた平均予算額は181.4万円となりました。主に運転している車に搭載されている機器や機能について、「カーナビ」の搭載率（「搭載している」と回答した割合）は63.1％、「ETC」では56.4％、「アイドリングストップ」では17.1％となりました。続いて、安全運転に役立つ先進的な“運転支援システム”について、車に付けたいと思うものを聞いたところ、「夜間など視界が悪いときに、前方の歩行者を検知してお知らせする装置（歩行者検知システム）」（61.3％）、「前方の車と衝突しそうになったらブレーキが作動する装置（衝突防止装置）」（60.7％）、「車線変更するときに死角に車がいたらお知らせする装置」（47.8％）の順に多くなりました。次に、もしも自動運転車（自動で走行できる車）が実現したら、自動運転機能を利用したいと思うか聞いたところ、「非常に利用したいと思う」25.0％、「やや利用したいと思う」47.1％、合わせて72.1％の方が『利用したい』と回答しました。さらに、もしも自動運転が“人が運転するよりも安全”だと証明されたら、利用したい気持ちはどの程度になるか聞いたところ、「非常に利用したいと思う」41.2％、「やや利用したいと思う」42.8％となり、『利用したい』方は84.0％となりました。自分が運転している際に自動車事故に遭った経験があるか聞いたところ、「経験がある」が66.4％となり、また、この1年で事故の経験については、「経験がある」が1割（9.8％）となりました。同様に、ゲリラ豪雨や台風、ひょうなどの自然災害によって、自家用車に被害を受けた経験があるか聞いたところ、「経験がある」9.2％となりました。次に、車を運転していて、実際に事故にはならなかったものの、場合によっては事故に直結したかもしれない事象＝“ヒヤリ・ハット”について聞いたところ、「雨天や路面凍結によるスリップ事故」が最も高く40.3％となりました。新しい等級制度（ノンフリート等級制度）について、知っているか聞いたところ、「内容を知っている」は20.8％、「聞いたことがある程度」は37.2％となりました。

調査結果