クルーズ旅に関する調査2014(2)

  • 調査期間
  • 2014/04/23~2014/04/28
  • 調査対象
  • 全国のネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする30~69歳の男女 1,000名
  • 調査方法
  • インターネット調査(モバイルリサーチ)

調査結果の概要

((1)より続く)クルーズ旅で魅力に感じることは何か聞いたところ、「贅沢な食事」(52.9%)、「ゆっくり過ごせる時間」(51.0%)、「美しい海や夜空」(44.2%)、「楽しんでいる間に観光地に到着すること」(42.8%)、「ホテル並みのサービス(ルームサービスなど)」(41.7%)の順に多くなりました。クルーズ旅に行った経験があり、また行きたいと思っている方は「贅沢な食事」(69.1%)や「楽しんでいる間に観光地に到着すること」(58.0%)が高く、クルーズ旅に行った経験がなく、行きたいと思っている方は「ゆっくり過ごせる時間」(64.1%)や「船内施設」(48.2%)が高くなりました。続いて、クルーズ旅で不安を感じることは何か聞いたところ、「船酔いや体調不良」が7割(69.7%)で最も高くなりました。クルーズ旅意向者に対し、実際にクルーズ旅を選ぶとしたら、どのようなポイントを重視するか聞いたところ、「目的地・周遊エリア」が8割(79.6%)で最も高く、次いで、「コストパフォーマンスの良さ(お値打ち感)」(59.2%)、「客船の豪華さ(充実した設備など)」、「プチ贅沢感(ちょっとリッチな感じ)」(いずれも46.1%)が続きました。男女別でみると、女性は男性よりも、「プチ贅沢感(ちょっとリッチな感じ)」(女性56.2%>男性37.4%)や「添乗員の同行・サポート」(女性47.8%>男性34.6%)、「カジュアル感(気軽にのびのび過ごせる)」(女性40.1%>男性30.6%)、「ネットの口コミで高評価(経験者の体験談)」(女性23.2%>男性12.9%)を重視する割合が高くなりました。クルーズ客船が寄港することで、多くの乗船客が観光に訪れ、観光関連産業への経済効果が期待できることから、観光振興や地域経済振興の観点からも、クルーズ観光に注目が集まっています。そこで、クルーズ観光推進に関する意識について、質問を行いました。【クルーズ観光の推進は観光立国実現の後押しになる】について聞いたところ、『そう思う』と同意した割合は5割半(55.3%)となり、『そう思わない』(「全く」+「あまり」、以下同様)の3割(29.6%)を上回りました。また、【日本発着のクルーズ旅が増えれば魅力的】に対しては、『そう思う』が7割(69.3%)となり、日本に寄港する客船数の増加が望まれている様子が窺えました。さらに、【東京五輪開催に向け、クルーズ客船誘致施策を積極展開すべき】では、『そう思う』が5割弱(48.5%)となり、『そう思わない』(35.6%)を上回りました。旅行にどんなことを求めているか聞いたところ、「気持ちの切り替え(ストレス発散)」(63.9%)と「おいしい食事」(61.0%)が6割台、「元気の回復(リフレッシュ)」(57.5%)と「非日常感・特別感」(50.5%)が5割台で続きました。

調査結果

クルーズ旅で魅力に感じることは何か(複数回答、全体 n=1,000)(単位:%)
クルーズ旅で魅力に感じることは何か_クルーズ旅経験×意向別(複数回答、5項目抜粋)(単位:%)
クルーズ旅で不安を感じることは何か(複数回答、全体 n=1,000)(単位:%)
実際にクルーズ旅を選ぶとしたらどのようなポイントを重視して選ぶか(複数回答、対象:クルーズ旅意向者)
【全体】(n=647、単位:%)
【男女別】(男性 n=350、女性 n=297、単位:%)
クルーズ観光推進に関する意識(項目ごとに単一回答、全体 n=1,000)(単位:%)
旅行にどんなことを求めているか(複数回答、全体 n=1,000、10項目抜粋)(単位:%)
調査実施先:クラブツーリズム株式会社 クラブツーリズム調べ