旅行・レジャーにおけるスマートフォン利用調査

  • 調査期間
  • 2012/04/04~2012/04/16
  • 調査対象
  • 全国のスマートフォンユーザーの男女 500名
  • 調査方法
  • スマートフォン調査(アプリ内のバナーをクリックして、アンケート画面を表示)

調査結果の概要

株式会社マクロミルと、インモビ ジャパン株式会社は、『旅行・レジャーにおけるスマートフォン利用調査』を共同で実施しました。スマホを介してTwitter、Facebook、mixiなどSNS(ソーシャルネットワークサービス)を利用するかを尋ねたところ、利用者は77%となりました。さらに、利用者を対象とした調査の結果、「旅行中はFacebookやmixi等SNSへの投稿が増える」と回答した人は52%、「旅行中はTwitterで『つぶやく』頻度が増える」と回答した人は45%となりました。SNS利用者のうち約半数は、旅行・レジャーの最中、より多く投稿・つぶやきを行うことが分かります。また、「旅行体験(写真、感想)をSNS内に書き溜めたい」と回答した人が71%、「SNSで自分の旅行体験を家族や友人に共有したい」と回答した人は64%にのぼり、普段以上に“SNSを利用したい”というマインドの高まりを確認することができます。次に、スマホを使い始めて旅行・レジャーにおいて変化があったか尋ねたところ、「長時間移動の暇つぶしになる」と回答した人は88%にのぼりました。また、渋滞情報を調べ事前に回避するなどして「渋滞のイライラが減った」と回答した人は60%となりました。さらに「旅行中はスマホを介したネットサイトの利用が増える」と回答した人は74%となりました。現地の観光・グルメ情報や地図・ナビサイトの活用まで、スマホを介してインターネット上のさまざまな情報にアクセスをしていることがうかがえます。次に、旅行でのスマホ利用を用途別に尋ねたところ、「写真撮影・加工する」と回答した人が78%。「観光情報の収集」62%、「グルメ情報の収集」60%、「宿泊施設の情報収集」57%となりました。「動画を撮る」と回答した35%の人と合わせて、大多数の人が、“カメラ”としてスマホを利用していることが分かります。また、カメラとしての用途を除くと、旅行先でのさまざま情報収集を目的として、スマホが活用されていることもうかがえます。 世代別統計では、写真・動画の撮影や、音楽・ラジオの聴取、動画サイト視聴やゲーム利用など、エンターテインメントとしての利用において、いずれも10代がトップとなりました。特にカメラ機能、およびSNSの利用では、いずれも10代、20代の若年層の利用が顕著となり、“旅行先でスナップ写真を撮り、すぐにSNSへ投稿する”といったスマホの活用スタイルが拡大していることを示唆しています。 一方、「渋滞など交通情報の収集」、「ガイドなど旅行アプリを使う」と回答したのは、40代以上が世代別でトップとなり、シニア層ではより実用的な利用用途が目立つ結果となりました。

調査結果

旅行・レジャーでの、スマホでのSNSの利用についてお答えください。(SNS利用者 n=338)(単位:%)
スマートフォンを使い始めて、旅行・レジャーに関する意識
【長時間の暇つぶしになる】(単位:%)
【渋滞のイライラが減った】(単位:%)
【旅行中はスマホを介したネットサイトの利用が増える】(単位;%)
旅行・レジャーでスマートフォンはどのように使う?(複数可)(単位:%)
【全体 n=500】
【年代】(7項目抜粋)
写真撮影・加工する音楽・ラジオを聴くゲームをするYouTubeなど動画を見るSNSに投稿渋滞など交通情報の収集ガイドなど旅行アプリを使う
19歳以下(n=146)84.258.951.450.738.421.916.4
20~29歳(n=208)77.947.636.133.244.229.818.8
30~39歳(n=76)77.634.243.434.223.735.57.9
40歳以上(n=70)64.331.421.435.725.737.125.7
調査実施先:(株)マクロミル×インモビ ジャパン(株) 共同調査