ソニー損保「新成人のカーライフ意識調査2011」(1)

  • 調査期間
  • 2010/12/22~2010/12/28
  • 調査対象
  • 全国のネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする新成人(1990年4月2日~1991年4月1日生まれ)の男女 1,000人(男女各500人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

ソニー損害保険(株)は、新成人に対し、新成人のカーライフ意識調査を実施しました。まず、現在の自動車免許取得状況を尋ねたところ、「自動車免許を持っている」は51.8%と、新成人の約半数が自動車免許を持っていることがわかりました。男女別に見ると、男性54.8%、女性48.8%で男性の方が免許取得率は高くなっています。運転免許を持っている人に、車の所有の有無を尋ねたところ、「自分の車がある」25.3%、「自分の車も家族と共用の車もある」2.9%と、合計28.2%が自分の車を所有していました。あなたにとっての車(バイクを除く)はどのような価値があるか?尋ねたところ、60.3%が「単なる移動手段としての道具」と回答。以下「家族・友人・恋人などとの時間に楽しみをもたらすもの」18.3%、「運転することそのものを楽しむもの」17.5%と、この2つの合計は35.8%となり、車を『楽しみをもたらすもの』と捉えている人は3割半となりました。車を購入する予定はないと回答した以外の人に、はじめての車選びのポイントを尋ねたところ、「価格」72.6%、「デザイン」62.5%、「燃費」49.8%の順となりました。1位の「価格」、3位の「燃費」と経済面でのポイント2つがランクインするなど、新成人世代はコスト意識が高いことが窺えます。また、外装に関する項目では男性よりも女性で高くなっており、「デザイン」(男性:59.0%、女性:66.7%)、「色」(男性:16.6%、女性29.5%)と、デザインでは7.7pt、色に関しては12.9ptの差が出ました。また、「燃費」では男性53.3%、女性45.6%と男性の方が7.7pt高く、男性の半数以上が「燃費」を車選びのポイントとして挙げました。さらに、自動車を購入する際の予算(上限額)を尋ねたところ、「51~100万円以内」34.2%が最も多く、続いて「50万円以内」27.8%となり、「100万円以内」と考えている人は62.0%となりました。購入するならどの車がよいか聞いたところ、「キューブ(日産)」23.0%、「BMW」19.8%、「パッソ(トヨタ)」18.8%の順となりました。数年前から『若者の車離れ』という言葉を耳にするようになりましたが、実際はどうなのでしょうか?尋ねました。『あてはまる』(「とてもあてはまる」と「ややあてはまる」の合計)が31.9%、『あてはまらない』(「全くあてはまらない」と「あまりあてはまらない」の合計)39.3%という結果となりました。都市部では『車離れ』に『あてはまる』40.3%、『あてはまらない』29.0%と、『あてはまる』と回答した人が10pt以上高くなっていますが、地方では『あてはまる』29.5%、『あてはまらない』42.2%と回答しており、都市部と地方で『車離れ』に対する意識の違いが表れました。次に、「車に興味がある」では『あてはまる』は52.2%と5割強となりました。『あてはまらない』は29.9%となっており、車に興味が『ない』人よりも『ある』人の方が多いことがわかりました。男女別で見ると、『あてはまる』は男性で57.2%、女性で47.2%と、男性で10pt高くなっています((2)に続く)。

調査結果

普通自動車運転免許を持っているか(単一回答形式)
車(バイクを除く)を持っているか(運転免許を持っている人)(単一回答形式)
あなたにとっての車(バイクを除く)はどのような価値があるか(単一回答形式)
はじめての車選びのポイント(車を購入する予定はない以外の人)(複数回答形式)(3つまで) (単位:%)
全体
(n=807)
男性
(n=441)
女性
(n=366)
価格72.671.973.5
デザイン62.559.066.7
燃費49.853.345.6
メーカー22.623.421.6
室内空間16.017.214.5
22.416.629.5
大きさ15.413.218.0
環境対策6.48.63.8
自動車を購入する際の予算(上限額)(車を購入する予定はない以外の人)(単一回答形式)
車を購入する際に欲しい車(車を購入する予定はない以外の人:n=807)(複数回答形式)(上位10位)
“若者の車離れ”とは自分自身のことだ(単一回答形式)
車に興味がある(単一回答形式)
((2)に進む)
調査実施先:ソニー損害保険(株)