2010年 全国カーライフ実態調査(後編) |
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調査結果の概要
先月に引き続き、(後編)の結果を見ると・・・経験したことがある車のトラブルを尋ねたところ、「バッテリー上がり」53.3%が最も多く、これに「タイヤのパンク」47.9%、「キー閉じ込み」35.3%が続きました。「経験したことのあるカートラブルはない」は19.7%となっており、ドライバーの8割が何かしらの車のトラブルを経験していることがわかりました。車のトラブルを経験したことがある人に、どのように対処したか?尋ねたところ、「ロードサービス会社に連絡をした」41.5%、「家族・知人を呼んだ」36.0%、「ガソリンスタンドに行った」30.0%が上位3位となりました。自分が運転をしている際の、自動車事故の経験の有無を尋ねました。「経験がある」と回答したのは全体で64.8%、男性で73.7%、女性で55.9%となり、危うく起こしそうになった事故は、「追突事故」33.1がトップ、以下「自転車との事故」31.5%、「居眠り運転による事故」29.9%の順となりました。加入している自動車保険(任意保険)を尋ね、代理店を持つ「既存損保系」と代理店を持たない「ダイレクト損保系」に分類したところ、「既存損保系」78.3%、「ダイレクト損保系」15.9%となりました。現在自動車保険に加入している人に、その保険を選んだ理由を尋ねたところ、「家族・友人が加入していた」43.8%が最も多く、続いて「保険料が安かった」27.3%、「自動車ディーラーで勧められた」15.3%となりました。既存損保加入者では、「家族・友人が加入していた」が49.5%と約半数に上り、続いて「自動車ディーラーで勧められた」18.6%、「保険料が安かった」16.1%となっています。ダイレクト損保加入者では、「保険料が安かった」が81.1%と8割を超え、続いて「割引が魅力だった」21.3%と、金銭面での理由が目立っています。現在自動車保険に加入している人に、自動車保険を変えたことがあるか?尋ねたところ、「何度か変えたことがある」41.5%、「毎年変えている」0.8%となり、「変えたことはない」は57.6%となりました。既存損保加入者では、「何度か変えたことがある」は35.0%ですが、ダイレクト損保加入者では75.7%となり、8割弱が保険会社を変えたことがあることがわかりました。
調査結果
(※)サンキュー事故・・・ 交差点で対向車に譲られ右折した結果、死角となっている対向車の横から抜けてきたバイク等と衝突する事故。 - 加入している自動車保険(単一回答形式)
- 現在加入している保険を選んだ理由(現在自動車保険に加入している人)(複数回答形式)(上位11位まで抜粋) (単位:%)
全体
(n=4,884)既存損保加入者
(n=3,917)ダイレクト損保加入者
(n=795)家族・友人が加入していた 43.8 49.5 15.0 保険料が安かった 27.3 16.1 81.1 自動車ディーラーで勧められた 15.3 18.6 1.1 割引が魅力だった 8.3 5.9 21.3 補償内容が充実していた 7.9 6.3 15.7 加入手続きが簡単だった 7.6 5.7 16.5 自分のカーライフスタイルにあっていた 7.4 5.8 15.6 会社の知名度が高い 5.9 6.3 5.0 国内の保険会社である 5.0 5.4 3.8 ロードサービスが充実していた 4.5 2.4 14.7 HPなどインターネットを通じた情報による信頼感や親近感から 3.8 1.4 16.0 - 保険会社を変えた経験(現在自動車保険に加入している人)(単一回答形式)
※ 保険を[変えたことがある]と回答した人に、保険会社を変えた理由を尋ねたところ、「より安い保険料の会社を見つけた」が最も多く48.6%、続いて「知り合いに別の会社を勧められた」が22.9%、「より自分にあった補償内容を提供する会社を見つけた」が18.5%となりました。実際に事故に遭い、保険会社とのやりとりの中で不満を感じて変えた人もおり、「事故対応で不快な思いをした」は12.7%となっています。