夏に関するアンケート調査 |
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調査結果の概要
明治安田生命保険相互会社では、夏に関するアンケート調査を実施しました。まず、夏休みの過ごし方について聞いてみました。「自宅でゆっくり」が61.8%で2位の「帰省」38.2を大きく引き離してのトップとなっています。「自宅でゆっくり」のみと回答した人に、その理由を尋ねてみると、「出費がかさむので」が53.4%。景気回復の兆しが見えつつあるといわれていますが、景気の先行き不透明感と、それに伴う将来に対する不安感からか、家計は引き締め気味のようです。帰省の交通手段について尋ねてみました。トップは「自動車(高速道路あり)」50.2%、以下「自動車(高速道路なし)」24.9%、「新幹線」14.6%の順となり、マイカーによる帰省は今年も主流のようです。帰省交通費の節約や倹約に向け、帰省交通手段は大きく変化してきています。ETC割引利用の定着と同時に、今年は、6月から始まった高速道路無料化の社会実験が加わるため、マイカー帰省にますます拍車がかかりそうですね。高速道路を利用するのはETC割引が「影響している(「大きく影響している」43.7%+「少し影響している」21.4%)」と回答した人は65.1%と、昨年2009年(31.7%)よりも30pt以上増えています。今年の夏休みは「自宅でゆっくり」と回答した人は、何をして過ごすのでしょうか?6割以上が「テレビ」63.6%を選択。趣味や娯楽が多様化した現代においても、やはり、お金のかからない「テレビ」は、時代をこえて娯楽の王道のようです。しかし、男女別で見ると事情は異なるようです。男性は、「テレビ」が68.8%でトップ、以下「寝る」56.4%、「インターネット」50.7%が続いており、本当にゆっくりと過ごそうと考えているようです。女性も「テレビ」が58.1%でトップですが、2位は僅差で「家事・育児」56.9%となっており、なかなかゆっくりできない現実が表れています。現実の夏休みの日数と理想とする夏休みの日数について尋ねた結果、平均日数は、土日を含め「8.1日」。一方、理想の夏休みの平均日数は「11.9日」となり、理想と現実の差は、「3.7日」となりました。冷房の設定温度について聞いてみました。今年の平均設定温度は「26.5℃」でしたが、冷房設定温度の分布をみると、「27℃」以下に設定している割合は58.7%となっています。
調査結果
- 自宅で何をして過ごしますか。(「自宅でゆっくり」と回答した人:)(複数回答) (単位:%)
全体
(n=664)男性
(n=337)女性
(n=327)テレビ 63.6 68.8 58.1 寝る 49.8 56.4 43.1 インターネット 47.3 50.7 43.7 DVD観賞 39.5 38.6 40.4 趣味 37.7 37.1 38.2 家事、育児 37.2 18.1 56.9 読書 30.4 27.3 33.6 ゲーム 23.0 29.1 16.8 運動 13.3 17.2 9.2 勉強 11.7 15.1 8.3 仕事 5.6 6.5 4.6 その他 3.3 3.0 3.7 - あなたの現実の夏休みの日数/理想とする夏休みの日数は何日ですか。(土日も含め連続しての日数)(全体:n=1,074) (単位:%)
2010年理想の夏休み 平均 11.9日 2010年現実の夏休み 平均 8.1日 現実 ― 理想 差 3.7日 - 冷房の設定温度は何度ですか。 (単位:%)