お子様が読んでみたい本は何ですか？

調査結果の概要

読んでみたい本では、特に９歳から12歳の子どもの圧倒的な人気を受けて、「歴史の本（伝記を含む）」11.3％が総合第１位となった。『授業で歴史をやっているので、授業で習ったところの歴史の本を読みたいと言っています』や『この頃は歴史上の人物に興味を持ち始め、ドラマでもやっている坂本龍馬の本を読みたいと言っています』といったように、学校の授業をきっかけに歴史に興味をもち、またメディアの影響から「歴史の本」を読んでみたいと回答したこどもも多く見受けられた。本のタイトル名の回答では「『かいけつゾロリ』シリーズ」や「『怪談レストラン』シリーズ」に人気が集まった。『かいけつゾロリシリーズがとても好きなので全部読んでみたいと子供が言っています』や『怪談レストランです。テレビでも放映がきっかけで、友だちの中でもその話で盛り上がっているからだそうです』のように、テレビで観た作品の原作を読んでみたいという興味心から読み始め、どちらも40巻以上ある人気シリーズであることから、全巻読んでみたいという回答が多く寄せられた。また、1997年の発表以来、全世界で大人気となった「『ハリーポッター』シリーズ」は、９歳以上から高い支持を集めていることがわかった。今年は、11月に最新作の映画が発表されることからも、今後も「ハリーポッター」人気が続きそうだ。今回の調査では、３歳から５歳のこどもの保護者からの回答で『私がこどものときによく絵本を読んでもらって、今でも内容を覚えています。我が子が大人になってこどもが出来たときに、私が読んであげた本を受け継いで読んでくれればと思います』などのコメントが寄せられた。幼い頃に読んでもらった「絵本」や「昔話」を今度は自分のこどもに読んであげたいという保護者の思いも垣間見えた。

調査結果