シニアの趣味に関する調査

  • 調査期間
  • 2009/12
  • 調査対象
  • 全国の50代以上の男女 333人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

シニア層を対象に、趣味について調査を行いました。その結果、全体では7割超が、夢中になれる趣味を「持っている」74.9%回答しています。男女別で比較した場合、夢中になれる趣味を持っている人の割合は、男性(73.8%)より女性(79.4%)の方が5.6%多くなっています。年代別で比較した場合、夢中になれる趣味を持ってる人の割合が最も高いのは70代以上(82.2%)で、最も低いのは60代(71.3%)でした。夢中になれる趣味として最も多かった回答は「カメラ・写真」で回答者は56人、次いで「パソコン」が27人、「釣り」が15人となりました。その趣味をはじめたキッカケを全体で見た場合、「若い頃からずっとやりたかった」33.5%が最も多く3割超、次いで「自分で思いついた」26.5%が3割弱、「知人・友人に薦められた、誘われた」18.0%が2割弱という順になりました。その一方、雑誌などのメディアや、世間の流行に流されて始めた人は皆無に近いことが明らかになりました。年代別で見た場合でも、「若い頃からずっとやりたかった」が最も多く、いずれも3割超となりました。2位が「自分で思いついた」、3位が「知人・友人に薦められた、誘われた」という傾向も変わりませんでした。少数でしたけれどが、「テレビや雑誌などで見かけ、面白そうだった」は、年齢が高いほど少なく70代以上では皆無となりました。夢中になれる趣味を持っていない人の持ちたい趣味は、全体でみた場合「何かを創作するもの」31.2%が最も多く3割超、次いで「自然を相手にするもの」24.8%が2割超、「運動に関するもの」14.4%が1割強となりました。逆に「何かを収集するもの」は最も少なく4.8%に留まりました。男女別に見た場合でも、共通して「何かを創作するもの」が最も多く、女性は男性よりも8.8%多くなっています。男性では「運動に関するもの」12.3%が1割超で3位、「乗り物に関するもの」9.6%が1割弱となりました。年代別で見た場合、50代(46.4%)と60代(40.4%)では「何かを創作するもの」が最も多く5割弱となりましたが、70代では12.5%と、1割ほどでした。逆に70代では「乗り物に関するもの」18.8%が2割弱で2位となりましたが、60代(8.5%)では1割に満たず、50代では皆無でした。

調査結果

夢中になれる趣味をお持ちですか? (単位:%)
夢中になれる趣味とは具体的に何ですか?(夢中になれる趣味を持つ方のみ:n=298)(自由回答) (単位:人)
1カメラ・写真56
2パソコン27
3釣り15
4家庭菜園・ガーデニング14
5ゴルフ
絵画・美術・日本画・水彩画
13
6旅行9
7楽器演奏8
8読書
登山・ハイキング
7
9囲碁
ダンス
アマチュア無線
手芸
6
10競馬
テニス
コレクション
5
その趣味をはじめたキッカケは何ですか?(夢中になれる趣味をお持ちの方のみ)(複数回答可) (単位:%)
全体
(n=245)
50代
(n=66)
60代
(n=105)
70代以上
(n=119)
若い頃からずっとやりたかった33.533.333.333.8
自分で思いついた26.525.828.624.3
知人・友人に薦められた、誘われた18.016.721.014.9
テレビや雑誌などで見かけ、面白そうだった2.06.11.0
同世代の間で流行っていると見聞きした2.03.01.02.7
その他18.015.215.224.3
どのような趣味を持ちたいですか?(夢中になれる趣味をお持ちでない方のみ) (単位:%)
調査実施先:日本テレネット(株)