高校生の読書と受験に関する調査

調査結果の概要

来期で30周年を迎える学習塾「栄光ゼミナール」が高校生の読書と受験に関し、大学又は短大に進学予定の高校１～３年男子と女子に対し、インターネットリサーチを実施しました。まず、どれ位の頻度で文学作品や小説の本を読んでいるか？を聞いたところ、全体では「１週間に２冊以上」8.3％、「１週間に１冊位」10.1％、「２～３週間に１冊位」12.7％、「１ヶ月に１冊位」17.6％、「２～３ヶ月に１冊位」9.9％で、「殆ど・全く読まない」は24.1％と全体の４分の１でした。同様に、ケータイ小説やオンライン小説について聞いたところ、全体では「殆ど・全く読まない」が丁度50.0％を占めましたが、読んでいる人の中では「毎日」が最も多く13.6％となっています。男女別で見ると「毎日」は女子が17.4％、男子が9.8％となっています。１年に１冊以上文学作品や小説を読む高校生に、作品を読む目的を聞いたところ、もっとも多かったのは、「面白いから」79.1％。１年に１回以上ケータイ小説やオンライン小説を読んでいる高校生に、作品を読む目的を聞いたところ、やはり「面白いから」70.6％が１位でした。最も好きな文学作品や小説の作家は、「山田悠介（やまだ ゆうすけ）さん」が8.8％で最も高く、最も好きなケータイ小説またはオンライン小説の作家では、「美嘉（みか）さん」16.4％がトップとなりました。現在通っている高校の入試の合否発表を､一番初めにどのようにして確認したかを聞いたところ、「学校の掲示板を自分で見て」が最も高く58.4％。大学進学の希望を尋ねると、全体では「国公立の理系」30.9％が最も高く、これに「私立の文系」25.3％、「国公立の文系」23.1％、「私立の理系」12.5％が続き、男女別で見ると、男子は「国公立の理系」39.0％、女子は「私立の文系」32.4％が最も高くなっています。大学への進学方法はどのようなものを検討しますか？全体では「一般入試」75.8％、「推薦入学」39.2％、「ＡＯ入試」15.4％、「内部進学」2.6％となり、「推薦入学」を検討する割合は、男女別で見ると、女子高校生46.0％、男子高校生32.4％という結果となりました。入学試験の回答方法で、最も好きなものは何か？聞いたところ、全体では「マークシート方式」が最も高く43.5％で、これに「選択式（記号で回答）」32.7％、「記述式（文章で回答）」12.2％、「特にない」11.4％と続き、「マークシート方式」は、学年別で見ると、『高校1年生』32.5％、『高校2年生』37.7％、『高校3年生』56.0％と学年が上がるにつれ、好きになっていく傾向が見られました。

調査結果