子どもの遊びと母親の意識調査

  • 調査期間
  • 2009/09/下旬
  • 調査対象
  • 全国の3歳~12歳の子どもを末子に持つ母親 400人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

お子様と貴方(母親)がお子様と同年齢だった頃と比べて、『疲れた』とどれくらい言いますか?と尋ねましたところ、「普段から頻繁に」「普段からたまに」「適切なときだけ」という、『疲れた』(子ども68%:母親50%)という事がある割合は、現代の子どもの方が18%多い結果となっています。また、『外遊び』と『室内遊び』の頻度について、母親がお子様と同年齢だった頃と比べますと、「普段から頻繁に」「普段からたまに」「必要なときだけ」という、『外遊びをしている』(子ども89.4%:親92.3%)という事がある割合は、現代の子どもの方が2.9%少なくなっています。大きな変化はないように思えますが、「普段から頻繁に」の割合は、現代の子どもの方が15.0%も少なくなっています。一方、『室内遊びをしている』(子ども94.9%:親91.1%)という事がある割合は、現代の子どもの方が3.8%多くなっています。(『外遊び』の頻度の割合と同じように大きな変化はないように思えますが)「普段から頻繁に」の割合は現代の子どもの方が52.3%と、倍増しています。現在の子どもと母親の子ども時代では、明らかに『外遊び』と『室内遊び』の割合が変化しています。普段から外遊びをする子どもとしない子どもで、「疲れた」と言わない割合を比較しますと、「ほとんどない」と「一度もない」を合わせた『疲れた』と言わないという事がある割合は、『普段から外遊びをしている』子どもは34%、『普段から外遊びをしない』子どもは26%と、その差が明らかになりました。お子様の勉強や外遊び、室内遊びに関し、その時間をどうしたいですか?と尋ねました。すると、母親は、現状の子どもの時間の使い方に満足しておらず、『勉強(塾・自宅学習を含)』の時間を「増やして欲しい」という母親が68%、『外遊び』『室内遊び』は現状のまま、あるいは減らしたいという母親が、それぞれ56%、96%にも上ります。

調査結果

“疲れた”とどれくらい言いますか?(お子様と母親がお子様と同年齢だった頃の比較) (単位:%)
※体力や精神力をたくさん使った後など、疲れてもおかしくないと大人が判断できる時。
“外遊び”“室内遊び”をどれくらいしますか?(お子様と母親がお子様と同年齢だった頃の比較)
<外遊び> (単位:%)
<室内遊び> (単位:%)
※集団で遊ぶときなど。
“疲れた”とどれくらい言いますか?(普段から外遊びをする子どもとしない子どもの比較) (単位:%)
お子様の次の事柄に関し、その時間をどうしたいですか? (単位:%)
【平均的な平日の過ごし方】
未就学小学校
低学年
小学校
中学年
小学校
高学年
勉強(塾・自宅学習含む)0.72.32.62.1
外遊び2.01.81.61.2
室内遊び3.82.32.12.3
<平均時間(h)>
  子どもの健全な成長に寄与することを目的に教育遊具の輸入・開発・販売を行う(株)ボーネルンド(本社:東京都渋谷区)では、9月下旬に3歳から12歳のお子様を末子に持つ全国の母親400人を対象に、「子どもの遊びと母親の意識」に関するインターネット調査を実施いたしました。昨今、体育の日に文部科学省から発表される「体力・運動能力調査報告書」でも、昔の子どもと比較した体力・運動能力の低下が叫ばれています。こうした結果を踏まえ、母親から見た子どもの遊び環境や母親の意識を浮きぼりにできるよう、「子どもの平日の過ごし方」「過ごし方に関する母親の想い」「遊び時間の親子比較」といった質問をしました。
(株)ボーネルンドについて
  (株)ボーネルンドは、「あそび」の道具と環境を提供することを通して子どもの健全な成長に寄与することを目的に、1981年に設立。幼稚園や保育園、公園などに高品質な大型遊具や教育道具の提供を含めたあそび環境の開発を行っており、現在までに手掛けた実績は国内約3万ヶ所まで拡大しています。また同時に一般家庭向けにも、子どもの成長に必要な生活道具としての「あそび道具」を提案、全国80ヵ所で直営小売店舗を運営しています。更に、親子一緒に全身を使って遊べる屋内遊戯施設「KID-O-KID」を全国9ヶ所に展開しています。
調査実施先:(株)ボーネルンド