若者の自動車購入・所有に関するアンケート調査 |
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調査結果の概要
(株)メディアインタラクティブでは、都市部在住の15歳から34歳の男女若者を対象に、標記の調査を実施した。まず、現在の自動車免許の有無を見ると、免許取得者は54.2%で、女性(50.1%)より男性(63.6%)の方が多い。年代別では、25歳から29歳の層で最も多い。免許取得者は、平均「20歳前後」で取得しており(全体の5割強が「19歳」まで、8割強が「21歳」までに取得)、従って、免許を取得した後も車を所有していない期間は平均「約7年」である(「11年以上」25.2%になる人も4人に1人)。自家用車を購入したいか?問うと、『購入意向がある』人は64.4%いるが、「ぜひ購入したい」24.6%は4人に1人に留まり、「特に購入したいとは思っていない」35.6%の方が上回る。また、既婚者、30代前半では『購入意向がない』人が4割以上(各40.1%、51.7%)で年齢が高くなるほど購入意向がない傾向。現在、免許を取得している人に、自家用車を持つ必要性を尋ねると、『必要性を感じている』人は53.3%。46.7%は必要性を感じていない。24歳以下では『必要』が6割超であるが、25歳以上では『不必要』が半数以上で『必要』を上回り、24歳以下に比べてはっきりとした差が出ている。自動車を買う意向のない人に、その理由を聞くと、「日常生活で車を利用することはほとんどないから」55.7%が最多。また、現在、免許を取得している人で自家用車を持つ必要性を感じていない人が、自家用車を買わない理由でも、「日常生活で車を利用することはほとんどないから」79.8%が最も多かった。近い将来、自家用車を購入する意向のある人の不安点1位は、「購入した車の維持費がかかること」77.8%が挙げられた。自動車を買う意向のない人に、今後仮に自家用車の購入を考えるきっかけとなることは何か?を尋ねたところ、「転勤や引越しなどで、居住環境が変わった時に」25.8%と「身近な人の送り迎えが必要になった時に」25.6%という『現実的な生活環境の変化』がトップ2となった。