秋休みに関する調査 |
|
|
調査結果の概要
『秋休み』は知っていても仕事があって―。秋の3連休に有給休暇を組み合わせた秋季休暇の定着を求め、2002年から『秋休みキャンペーン』を展開している(社)日本ツーリズム産業団体連合会が実施した標記アンケートで、秋休みの認知度は約3分の2にまで高まったものの、仕事が壁となって旅行を困難にしている実態が浮き彫りになった。まず、“秋休み”という言葉の認知度は64.3%で、2006年の35.9%、2007年の47.8%と着実に認知度は高まっている。秋に一週間以上の休みがあれば何をしたい?との設問に「国内旅行」81.2%が群を抜いて多く、これに「日帰りドライブや遠出」42.0%、「海外旅行」36.0%が続いている。『日本において季節が良い秋の旅行は、他の季節以上に望まれている』(同連合会による分析)という秋の国内旅行に行かない/行けない理由を問うと、「仕事が忙しい」37.9%、「スケジュールが合わない」33.8%、「家計の節約」24.2%といった事が上位に挙げられ、これに関連してどのような条件を整備すれば秋休みに旅行できるか?を尋ねた。最も多かったのは「秋休みに対する世間的な認知」で40.8%、以下「家族や夫婦向けの割引」36.0%、「連泊割引の商品」35.7%が続いている。既に旅行の計画がある、休みが取れたら旅行へ行くという回答者に答えてもらった。秋休みに旅行へ行くという回答者に答えてもらった。秋休みに旅行へ行くとしたら一緒に行きたい相手は?「家族」67.8%が圧倒的に多く、第2位の「友人・知人」19.4%を大きく引き離しており、行先・方面では「北海道」「東北」「関東」「海外」の比率が高く、「関西」「九州」「北陸」「沖縄」「中国・四国」の比率は低くなっている。希望する旅行日数は「2泊」36.7%が最も多く、以下「3泊」25.3%、「1泊」21.3%と短期化の傾向が。費用については、まだ先の事であり、少し金額を多めに考えているためか、「3万円程度」23.5%がトップ。「6万円以上」21.8%、「2万円程度」17.1%が続き、やや廉価傾向が窺えた。