『紀文・鍋白書 2025年度版(後編)』~紀文・47都道府県 家庭の鍋料理調査2025~ |
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調査結果の概要
株式会社紀文食品では、先日発表した『紀文・鍋白書2025年度版(前編)』~紀文・主要7地域家庭の鍋料理調査2025~に続き、今回は後編として「紀文・47都道府県家庭の鍋料理調査2025」の調査結果をお届けします。現在、私たちの生活を直撃している物価高。物価高が続く世の中でのおでん事情を調べるべく、物価の上昇を感じる前とそれ以降でおでんを作る回数に変化はありましたか?とお聞きしたところ、6割以上の方が「変わらない」62.9%と回答されました。また、「おでんをつくる回数が増えた」「おでんを作る回数が減った」と回答された方それぞれにその理由をお尋ねたところ、「材料費が安いものを選ぶようになったから」がどちらにおいても1位になりました。また、どちらもトップ5以内に「水道光熱費を気にするようになったから」がランクインしており、おでんをつくる回数が増えても減っても、その背景が直接的な家計の支出に結びついているようです。一方で、価格とは直接結び付かない「手間がかからない料理を作るようになったから」という理由が、増えた方と減った方の両方で上位に入っています。つまり、おでんは“手間がかかる”と考えている方と“手間がかからない”と考えている方の両方がいるということになります。そこで、「手間がかからない料理を作るようになったから」と回答された方々がそれぞれおでんを作る時によく入れているものを調査してみました。おでんは手間がかからないと考えている方の上位には「ちくわ」67.8%、「はんぺん」55.2%、「さつま揚」54.0%が入っている一方、手間がかかると考えている方の上位には「ちくわ」76.4%、「大根」72.4%、「こんにゃく」72.0%がランクインしています。ここからは、「紀文・47都道府県家庭の鍋料理調査」として、2025年の結果の中から、「おでん」に関するトピックスを紹介します。物価高によるおでんを作る回数の変化で「おでんは作らない」と回答された方以外にお聞きしたおでんによく入れるものは「ちくわ」63.8%がトップ、2位が「こんにゃく」58.3%、3位が「大根」58.2%という結果になっています。ちくわが1位になるのは、4年連続です。









