第14回 日本人の不安に関する意識調査

第14回 日本人の不安に関する意識調査

調査対象 全国の20歳以上~70歳未満の男女 500人 調査実施先 セコム株式会社
調査方法 インターネット調査 調査期間 2025/06/13~2025/06/16

調査結果の概要

セコム株式会社では、全国の20歳~69歳の男女を対象に、14回目となる「日本人の不安に関する意識調査」を実施しました。はじめに、最近3年間の犯罪件数について尋ねたところ、「増えていると思う」という人は全体の86.0%(「増えていると思う」47.8%、「どちらかといえば増えていると思う」38.2% 計)になりました。さらに、今後の治安や犯罪に関して、「悪化すると思う」と回答した人は88.4%(「悪化すると思う」34.8%、「どちらかといえば悪化すると思う」53.6% 計)にも上り、2012年の調査開始から過去最高を更新したほか、4年連続で増加しました。最近1年間で不安を感じた事件・事故のトップ3は、1位「あおり運転や逆走などの交通トラブル」34.0%、2位「闇バイトによる強盗」33.8%、3位「水道管など社会インフラの老朽化」27.8%でした。共に3割超の「あおり運転や逆走などの交通トラブル」「闇バイトによる強盗」は、2024年に1位だった「フィッシング詐欺」26.4%を上回り、体感治安が悪化する要因の1つになったとみてとれます。体感治安が悪化する一方、犯罪被害にあわないために日常的に防犯対策を講じているか聞くと63.8%が「防犯対策をしていない」と回答し、その理由は1位「具体的な対策方法が分からないから」36.7%、2位「費用がかかるから」20.4%、3位「今まで危険を感じたことがないから」16.6%という結果でした。また、在宅時、家の防犯に不安があるか聞いたところ、43.4%は「不安がある」と答えました。具体的な不安の内容は、「突然の来訪者」71.9%が最も多く、次いで「知らない番号からの電話」56.2%となりました。さらに全体で今後、自宅で導入したい防犯グッズは、1位が「監視カメラ」34.2%、2位は同率で「窓ガラスの防犯フィルムや防犯ガラス」「モニター付インターホン」23.6%でした。

調査結果

最近 3 年間の犯罪件数(n=500)(単位:%)
今後の治安や犯罪の悪化(n=500)(単位:%)
最近1年間であなたの生活に不安を感じた事件・事故(複数回答、n=500、5項目抜粋)(単位:%)
防犯対策の有無(n=500)(単位:%)
防犯対策をしない理由(複数回答、n=319、5項目抜粋)(単位:%)
在宅時の不安(n=500)(単位:%)
在宅時の不安内容(複数回答、n=217)(単位:%)
今後、自宅で導入したい防犯グッズ(複数回答、n=500、5項目抜粋)(単位:%)