七五三の撮影に関するアンケート調査(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)次に、「データだけで保存している」と回答された以外の、七五三写真を“カタチに残された”方に、どのようなときにフォトブックやフォトグッズで七五三写真を見返していますかとお聞きしたところ、約9割以上の方が何らかのタイミングで見返していることがわかりました。特に「子どもの成長の節目に」44.9%、「祖父母・親戚に見せるとき」34.6%、「常に飾ってあるので日常的に見る」32.6%といったシーンが多く挙げられています。「家族での会話の中で」28.1%という方も多く、カタチに残すことで家族の記憶や会話を育む価値が見えてきました。「データだけで保存している」と回答された方のうち、「ほとんど見返さない」方は41.2%、「存在を忘れていた」方は11.8%にのぼりました。一方で、「年に数回以上見返す」と回答された方はわずか14.7%にとどまっています。フォトブックやフォトグッズなど“カタチあるもの”として残すと、写真の価値が高まると感じますかとお尋ねしたところ、『高まる』と感じる方は全体の91.0%にのぼりました。「とてもそう思う」43.6%と「ややそう思う」47.4%が大半を占め、否定的な回答はわずか9.0%にとどまります。また、フォトブックやフォトグッズがあることで、お子さま自身も写真を見る機会が『増える』と考える方は全体の88.6%にのぼりました。「とてもそう思う」41.0%と「ややそう思う」47.6%が大多数を占め、否定的な回答はわずか11.4%にとどまります。最後に、七五三の思い出をどのように残すのが理想的だったと、今振り返って感じますかとお聞きしました。「フォトブックやフォトグッズにして手元に残すのが一番良かった」36.4%、「データとプリント両方欲しかった」32.0%となり、約7割の方が“カタチに残す価値”を認める結果となりました。今回の結果から、写真の保存方法がデジタル一辺倒ではなくなりつつある現状が見えてきます。写真を“データ”と“カタチ”の両面で残すニーズが高まっており、保存方法のハイブリッド化が今後のトレンドといえそうです。








