写真整理に関する意識調査

写真整理に関する意識調査

調査対象 20歳~60歳以上の男女 597名 調査実施先 株式会社アスカネット
調査方法 インターネット調査 調査期間 2025/05/16~2025/05/17

調査結果の概要

株式会社アスカネットでは、デジタル化が進む現代において重要性が増している写真整理について、20歳~60歳の男女を対象に意識調査を実施しました。その結果を発表します。はじめに、家族の写真を整理できていますか?とお尋ねしたところ、「はい」と回答された方は22.6%にとどまりました。「いいえ」が66.8%、「整理の途中」が10.6%となり、合計77.4%の方が写真整理を完了できていないことが明らかになりました。「写真整理ができていない」と回答された方に理由をお聞きしたところ、最も多かったのは「面倒だから」36.2%、次いで「時間がないから」27.1%、「膨大な写真があるから(電子データを含む)」18.1%となりました。自分が亡くなった後の写真はどうしますか?(どうしたいですか?)という質問に対し、「特に考えていない」という方が47.7%と最も多い一方で、「自分で整理しておく(家族に負担をかけたくない)」が18.9%、「処分してほしい」が17.4%と、積極的な準備を望む方は合計で36.3%に上りました。将来、遺品整理として写真をどのように扱いますか?とお尋ねしたところ、「すべて削除する」が32.3%と最多でした。「デジタルデータで保存」31.8%や「クラウドで保存」12.7%も含めると、写真のデジタル化を意識する層が半数以上にのぼります。一方で、「フォトブックやアルバムにまとめる」との回答も20.6%あり、デジタル時代においても、フォトブックやアルバムといった形ある記録の価値は、今後も支持されると考えられます。これらの回答の理由として最も多かったのは、「家族に迷惑をかけないように整理しておきたい」が37.2%と、遺族への配慮が目立ちました。次いで「大事な写真なので捨てられない」26.6%、「自分の生きた証を残したい」9.7%と、写真を遺したいという意見も見受けられました。さらに、男女で比較したところ、最も大きく差が開いた回答は「自分の生きた証を残したい」(男性13.0%、女性6.0%)でした。男性の方が女性よりも自身のアイデンティティとして“写真を残したい”という気持ちが大きいことが見受けられました。

調査結果

家族の写真を整理できていますか?(単数回答、n=597)(単位:%)
写真整理が進まない、終えられていない理由は何だと思いますか?(複数選択可、n=462、総回答数=763)(単位:%)
自分が亡くなった後の写真はどうしますか?(どうしたいですか?)(単数回答、n=597)(単位:%)
将来、遺品整理として写真をどのように扱いますか?(単数回答、n=597)(単位:%)
上記の回答に関してどうしてそう思われますか?(単数回答、n=597)(単位:%)
【男女比別回答】(単位:%)