お年玉の平均額は?子どもの年齢別金額や親世代の悩みも/いこーよ総研ユーザーアンケート(1) |
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調査結果の概要
お正月に子どもたちが楽しみにしているものといえばお年玉。そこで今回、国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』を運営するアクトインディ株式会社では、子どもや家族に関する関心事・トレンド・体験活動やお出かけ市場などの調査分析メディア『いこーよ総研』(https://research.iko-yo.net/)にて、子どもがもらうお年玉の金額や使い道などについて調査・分析しました。まず、お子さんはお年玉をもらっているかを聞きました。「もらっている」が88%で、圧倒的多数。「お年玉」という日本の文化が、今なお脈々と受け継がれていることがわかります。年齢別に見ると、<0~2歳>では「もらっている」が65%で、「もらっていない」35%という割合が他年齢層に比べて高い結果となっています。まだ子どもが幼く、お年玉を渡す習慣が定着していない家庭や、渡す側がまだお金をあげるには早いという判断があることなどが理由として考えられます。そして<3歳以上>では、どの年齢層ももらう割合が90%以上となりました。子どもが成長した<13歳以上>でも、「お年玉」という文化は変わらずに続いていることがわかりました。「もらっている」という人は、誰からお年玉をもらうことが多いのかを分析したところ、「祖父母」という回答が90%で、最多でした。お年玉という習慣は、「祖父母と孫」という世代間のつながりを象徴する役割にもなっていると考えられます。次に多かったのは「親」で、70%という結果でした。親から渡されるケースも多い一方で、全ての家庭で親からお年玉を渡しているわけではないこともわかります。また、「叔父叔母(伯父伯母)」53%という回答も半数以上見られました。つぎに、子ども一人当たり合計で何袋くらいお年玉をもらっているかを尋ねました。最も多かったのは、「3袋」で25%でした。そして、「6袋以上」22%という回答も多く見られました。「4袋以上」という回答は合わせて半数を超え、「祖父母」や「親」以外の近しい親族以外からお年玉をもらっている子どもが少なくないことがわかります。((2)に続く)