2025年(令和7年)ビジネスパーソンの年賀状に関するアンケート調査 |
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調査結果の概要
株式会社パイロットコーポレーションでは、日本のお正月の習慣で手書き文化の象徴とも言える年賀状をテ-マに、毎年「ビジネスパーソンの年賀状に関するアンケート調査」を行っています。 様々なツールが登場した現在も、年賀状は普段会えない人へのコミュニケ-ション手段として、一定の支持を集めています。今回で45回目となる本調査の主な調査結果は下記となりました。はじめに、2025年の年賀状を出すかどうかを尋ねたところ、「出す」と答えた方は42.0%となりました。年賀状を出す理由では、「新年の挨拶として」71.3%、「日頃、御無沙汰しているので」52.3%、「毎年、年賀状をもらうので」38.0%がトップ3となりました。実際に年賀状が届くとどう感じるかを聞いてみると、84.6%の方が「うれしい」と回答し、年賀状をもらうことは今でもうれしいと感じる方が多いようです。具体的に年賀状をもらって一番うれしい相手を聞いてみると、「友人・知人」53.3%がトップで、次いで「親類関係」13.3%、「特にいない」12.1%という結果になりました。ご自身が出す年賀状の手書き箇所の有無を聞いてみると、年賀状を出す方の多くが「手書き箇所がある」92.1%と回答、多くの支持を集めました。実際に、手書きに使う筆記具はなんですかという質問では、インキの色や種類も豊富な「ボールペン」が80.8%と多くを占め、次いで「サインペン」27.8%、「筆ペン」13.9%が続きました。今後、年賀状の習慣は必要だと思いますかと尋ねたところ、昨年から微減したものの半数以上の方が「必要」53.3%と答え、年始の習慣である年賀状には一定の支持がある現状がわかりました。年賀状の習慣は必要だと思う理由では、「必要」と答えた方の中で、「年賀状が届くと嬉しい」52.5%がトップで、年賀状は今でももらって嬉しいものであることがこの結果からもわかります。また、「会えない人との連絡が途絶えてしまい困る」48.8%と普段会えない人との連絡ツールとして考えている方や、「お正月らしくなくて寂しい」43.8%など季節の風物詩として重視される方がいるようです。