約9割が「なくなってほしい」と回答!いまだに残る日本のヘンな同調圧力“ブラックルーティン”全国調査 |
||||||||
|
調査結果の概要
クラシエ株式会社(フーズカンパニー)が展開する『FRISK』では、世の中に残る同調圧力“ブラックルーティン”全国調査の結果を公開しました。調査結果をみますと、日常生活の中で同調圧力によるブラックルーティンを感じる方の86.6%が“ブラックルーティン”に「ストレス」を感じており、88.4%の方が“ブラックルーティン”は「無くなって欲しい」と感じていることが分かりました。同調圧力による“ブラックルーティン”を感じる具体的場面について聞いた結果、「オフィスシーン」が57.7%と、圧倒的多数の方がオフィスシーンで感じていることが明らかになりました。その他のシーンで見ると、「ジェンダーシーン」4.9%、「SNSシーン」1.6%など時代や価値観の変化によって、“令和のブラックルーティン”が浮き彫りになりました。続いて、20代~50代の有職男女にオフィスシーンでの同調圧力による“ブラックルーティン”を伺ったところ、もっとも感じるシーンは「長期休暇は言いだしにくい」54.5%でした。次いで、「職場の飲み会は断りにくい」53.0%、「会議が長引いても抜けづらい」52.8%となりました。さらに、既婚かつ子どもがいない30~50代に、「結婚していて、子供がいないことを伝えると、妊活について聞かれる」「結婚していて、子供がいないことを伝えると、子供を持たない理由を聞かれる」について“ブラックルーティン”だと感じるか伺ったところ、いずれも半数以上の方が「感じる」と回答、中でも女性の回答はいずれも6割以上と高く、結婚したら出産するといった無意識的な旧来の価値観が“ブラックルーティン”につながってしまうことが推察できました。学生男女200名、20代有職者男女600名に絞って“ブラックルーティン”を見ていくと、「SNSでみんなが叩き始めると、冷静な意見を挟みにくい」49.8%がトップ。次いで「友達は多い方がいいという空気がしんどい」49.6%、「みんなが流行りのコンテンツを見ている前提の会話が苦手」48.8%となりました。また、「SNSでみんなが叩き始めると、冷静な意見を挟みにくい」に関して年代別に見たところ、若い世代ほど“ブラックルーティン”と感じており、中でも学生の多くが感じていました。