仏壇に関する調査 |
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調査結果の概要
フューネラル事業において遺影写真作成サービス国内トップシェアを誇り、インターネットを活用した訃報のサービスや手元供養品を展開する株式会社アスカネットでは、20歳〜59歳の仏壇を持たない男女を対象に、仏壇に関する調査を実施しました。その結果を発表します。はじめに、20歳から59歳までの男女2,409名に仏壇の有無についてお尋ねしたところ、全体の約7割が自宅に仏壇がないという結果になりました。また、その中で仏壇がない方のみを対象とした調査では489名にご回答をいただきました。まず、仏壇がない理由をお聞きしたところ、最も多かったのが「今、特に必要ないため」(242名)という回答でした。次に「スペースがないため」(124名)、「ライフスタイルに合わないため」(46名)とマンションや自宅の狭小化などの現代の生活様式と従来の仏壇とのミスマッチを懸念する回答が見受けられました。仏壇を選ぶ際に求める要素として最も多かった理由は「金額」(275名)でした。次いで「サイズ感」(196名)、「手入れのしやすさ」(163名)が続きました。仏壇の購入・設置後に起きそうな問題として、「購入費用が高い」(287名)が最も多い回答となりましたが、次に多い回答として「設置場所を確保するのが難しい」(216名)が続き、スペースの制約を感じている方もいることがわかりました。仏壇に対してどのようなイメージを抱いていますか?とお尋ねしました。「故人を偲ぶための大切な場所」(198名)との回答が最も多いことから改めて、日本の古くからの伝統としての仏壇の重要性が伺えます。多くの方が仏壇に対して「サイズ感」や「インテリアとの親和性」を求めていることを受け、続いてコンパクトで現代の生活空間に適した仏壇や供養製品に対するニーズを探りました。従来の仏壇とは異なるコンパクトな仏壇や供養製品への期待として「省スペース化」(210名)や「手入れのしやすさや使いやすさ」(156名)などの利便性を求める声が合わせて半数近くを占める中で、現代のインテリアに合わせやすいような「デザインの多様性」(121名)を求める声もあり、仏壇もインテリアの一部として見た目が重要視されていることがわかります。