第20回 バナナ・果物消費動向調査 |
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調査結果の概要
本年で20回目の調査となる日本バナナ輸入組合が実施する『バナナ・果物消費動向調査』では、例年に引き続き、バナナの食用実態や購入実態の把握を目的とするとともに、バナナの栄養素や効果・効能について調べています。あなたがよく食べる果物は?という質問に対し、「バナナ」66.5%、「りんご」36.9%、「みかん」30.3%の順となり、「バナナ」は回答者の6割半以上がよく食べる果物として挙げており、20年連続、よく食べる果物の1位です。バナナを食べる理由について聞いたところ、「手頃な値段だから」52.8%がトップ。以下「健康によい」51.9%、「おいしいから」46.5%が上位に挙がります。バナナを買うときの基準は?という質問をしたところ、「価格が安いもの」39.2%が最も高く、以下「見た目のきれいなもの」34.7%、「本数が4本以上」31.4%、「1本のサイズが中くらい」27.2%と続いています。2024年度から本数の聞き方を変更、また、サイズに「中くらい」を新たに追加して聴取しました。本数では、「本数が4本以上」が「本数が3本以下」と比べて高い結果となっています。サイズでは、「1本のサイズが中くらい」が最も高く、「1本のサイズが大きい」が続きます。知っているバナナの栄養素についての質問では、「食物繊維」33.4%が最も多く、次いで「糖質」31.1%、「カリウム」31.0%となっています。あなたが気になるバナナの効果・効能は?と尋ねたところ、「免疫力を高める」26.8%がトップ、「豊富な食物繊維により消化を助ける」19.6%が続きます。時系列でみると、2024年度は2023年度と比べて、「免疫力を高める」が2.3ポイント増加しています。