【調査結果】食や料理を中心とした2023年の振り返りと2024年の展望 |
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調査結果の概要
約3万人の<フーディスト®(料理インフルエンサー/料理クリエイター)>が参加する、日本最大級の料理インフルエンサーネットワーク事業【フーディストサービス(https://foodist-service.jp/)】を展開するアイランド株式会社では、自社サービスのユーザーに対し、食や料理を中心とした2023年の振り返りと2024年の展望をテーマにしたアンケートを実施しました。はじめに、2023年の生活の満足度をお尋ねしたところ、63%の方が「満足している」、37%の方が「満足していない」と回答されました。新型コロナウイルス感染症が5類移行となり行動範囲が広がった反面、円安などによる物価高が生活に大きな影響をあたえています。前年の調査と比較しても「満足している」は減少しています。2023年に作る頻度が多かった料理についてお聞きしますと、「短時間で作れる料理」68%が最多となりました。次いで「健康を意識した料理」50%が続き、近年続く健康ブームの影響がうかがえます。その他、食材の価格高騰の影響も大きかった「節約を意識した料理」41%、種類も豊富で手軽な「パスタやうどん、焼きそばなどの麺類」38%など、時短・簡単・節約料理のニーズが高い傾向です。(食品の値上げと家計への影響について教えていただきました。相次ぐ食品の値上げについて、89%の方が『家計に影響している(「とても影響している」48%、「やや影響している」41% 計)』と回答されました。)また、食品の値上がりにより、購入頻度が減ったものについてお尋ねしました。「パン・菓子パン」25%、「アイスクリーム・菓子類」24%、「即席麺やチルド麺」21%が上位となりました。必需性が低めの食品が買い控えの対象になっています。2024年の食費についてお聞きしますと、「変わらず食費の節約を意識していく予定」という回答が69%となりました。値上げの終息が見えない中で、“節約志向”が継続していくことが推測されます。その中で、家族との時間や個人の時間を重視する動きや、お金をかける支出とのバランス、プチ贅沢といった“メリハリ消費”への意識が高まっていきそうです。