2024年(令和6年)ビジネスパーソンの年賀状に関するアンケート調査 |
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調査結果の概要
株式会社パイロットコーポレーションでは、日本のお正月の習慣で手書き文化の象徴とも言える年賀状をテ-マに、毎年「ビジネスパーソンの年賀状に関するアンケート調査」を行っています。 年賀状は普段会えない人へのコミュニケ-ション手段として、様々なツールが登場した現在も、一定の支持を集めています。今回で44回目となる本調査の主な調査結果は下記となりました。はじめに、2024年の年賀状を出すかどうかを尋ねたところ、「出す」と答えた方は43.8%となり、「出さない」と答えた方が半数を超える結果となりました。年賀状を出す理由では、「新年の挨拶として」79.3%、「日頃、御無沙汰しているので」47.1%、「毎年、年賀状をもらうので」41.4%が数を集めました。実際に年賀状が届くとどう感じるかを聞いてみると、84.7%の方が「うれしい」と回答し、年賀状をもらうことは今でもうれしいと感じる方が多いようです。具体的に年賀状をもらって一番うれしい相手を聞いてみると、「友人・知人」59.4%がトップで、次いで「特にいない」15.1%、「親類関係」9.3%という結果になりました。ご自身が出す年賀状の手書き箇所の有無を聞いてみると、年賀状を出す方の多くが「手書き箇所がある」83.3%と回答しました。年賀状を出す方の多くが手書きをする箇所があるということは年賀状の習慣が薄れる中でも、手書きを重視する傾向は変わらないようです。実際に、手書きに使う筆記具は何ですかという質問では、「ボールペン」が79.3%と多くを占め、次いで「サインペン」33.8%、「万年筆」13.8%が続きました。今後、年賀状の習慣は必要だと思いますかと尋ねたところ、55.2%の方が「必要」と答え、年始の習慣である年賀状には一定の支持がある現状がわかりました。年賀状の習慣は必要だと思う理由では、「必要」と答えた方の中で、「年賀状をもらうと嬉しい」62.1%がトップとなり、年賀状はやはりもらって嬉しいものであることがわかります。次いで「お正月らしくなくて寂しい」48.9%、「日本の伝統や独自の文化が衰退してしまいそうで心配」42.9%と慣習や伝統としての年賀状を思う気持ちがうかがえます。