2023年版 小学6年生の「将来就きたい職業」
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調査対象 |
2023年3月に小学校を卒業した子ども(男の子:各373名/女の子:各447名) |
調査実施先 |
株式会社クラレ |
調査方法 |
使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもに贈る実施先の社会貢献活動【ランドセルは海を越えて】キャンペーンにご協力いただいた方にアンケートを実施 |
調査期間 |
2023年1月中旬~2023年3月中旬 |
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調査結果の概要
株式会社クラレでは、今春小学校を卒業した子どもを対象に、「将来就きたい職業」のアンケート調査を実施しました。その結果、男の子が就きたい職業は今年も「スポーツ選手」が1位でした。ポイントは昨年(20.3%)よりやや減少しましたが、相変わらず断トツの人気です。ジャンルの内訳は、野球(40.3%)がサッカー(25.4%)を上回り3年ぶりにトップとなりました。日本球界が誇るサムライたちが、日米で歴史的な偉業を達成し、14年ぶりに世界一も奪還。子どもたちに大きな夢を与えたようです。「研究者」7.0%は2年前(6.9%)よりポイントを伸ばして2位に復帰しました。近年の“図鑑ブーム”に象徴されるように、特定の分野に深く興味を持つ子どもは多く、中には大人顔負けの知識を持つ博士級キッズもいるほどです。「ゲームクリエイター」6.2%は3位。世界有数のゲーム大国で生まれ育った子どもたち。世界中の人々を夢中にさせるゲームを作ってみたいという、未来のヒットメーカーは今後ますます増えそうです。「研究者」も「ゲームクリエイター」も、今好きなものを大人になってもずっと追い続けたいという、子どもらしい願望が感じられます。女の子が就きたい職業は昨年初めてトップになった「漫画家・イラストレーター」8.3%が、2年連続で1位となりました。内訳を見ると、約7割が「イラストレーター」を志望しています。イラストレーターの活躍の場は広がっており、自分の描いた作品がウェブやゲーム、ミュージックビデオなどに使われ、多くの人に注目される日を夢見ているようです。同じ創作関連では、「作家・絵本作家」3.1%も過去最高の8位に躍進しました。「医師」(男の子3.2%、女の子5.8%)が男女両方で増加し、特に女の子では大幅に順位とポイントを上げました。ここ数年のコロナ禍で、医師の働く姿を見る機会が増え、人々の命と健康を守る仕事に魅力を覚えた子がたくさんいるようです。「動物園・遊園地」4.7%は昨年の14位から大きく順位を上げ、過去最高の4位となりました。内訳を見ると、「飼育員」や「トレーナー」といった回答が半分以上で、動物関連に興味を持っていることがうかがえます。
調査結果
- 男の子の「将来就きたい職業」トップ20(n=373)(単位:%)
- 女の子の「将来就きたい職業」トップ20(n=447)(単位:%)