2023年度(第34回) 新入社員の会社生活調査(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)将来のキャリアについてどのように考えているかについては、「管理職として部下を動かし、部門の業績向上の指揮を執る」50.3%がトップとなりました。
目標とする役職・地位については、「社長」10.1%が前年度から2.3ポイント増となっています。一方、「役員」15.2%(前年度比-4.9ポイント)、「部長クラス」19.9%(前年度比-7.1ポイント)は前年度から減少しています。
いつまで被雇用者(会社勤めなど)として働きたいかを尋ねたところ、「60歳」と回答した人が38.3%で最も多くなっていますが、前年度から6.0ポイント減少となっています。
年功序列と成果主義のどちらを望むかを二者択一で尋ねた結果、「成果主義」が59.2%、「年功序列」が40.9%となりました。「年功序列」を望む声は前年度(38.9%)よりも2.0ポイント増えています。また、終身雇用制度を望むかでは、「望む」が64.9%、「望まない」が35.1%となりました。「望む」は、前年度(62.7%)よりも2.2ポイント増えています。
ジョブ型とメンバーシップ型の雇用制度について、どちらを望むかという設問では、「ジョブ型」が27.8%、「メンバーシップ型」が22.5%となりました。昨年度は「ジョブ型」雇用より「メンバーシップ型」雇用を求める傾向にありましたが、 本年度はその傾向が逆転しました。