2023年度(第34回) 新入社員の会社生活調査(2)

2023年度(第34回) 新入社員の会社生活調査(2)

調査対象 実施先開催の新入社員研修受講者 316人(男性225人、女性88人、答えたくない3人) 調査実施先 学校法人産業能率大学総合研究所
調査方法 オンラインによる回答肢選択方式 調査期間 2023/03/29~2023/04/19

調査結果の概要

((1)より続く)将来のキャリアについてどのように考えているかについては、「管理職として部下を動かし、部門の業績向上の指揮を執る」50.3%がトップとなりました。
目標とする役職・地位については、「社長」10.1%が前年度から2.3ポイント増となっています。一方、「役員」15.2%(前年度比-4.9ポイント)、「部長クラス」19.9%(前年度比-7.1ポイント)は前年度から減少しています。
いつまで被雇用者(会社勤めなど)として働きたいかを尋ねたところ、「60歳」と回答した人が38.3%で最も多くなっていますが、前年度から6.0ポイント減少となっています。
年功序列と成果主義のどちらを望むかを二者択一で尋ねた結果、「成果主義」が59.2%、「年功序列」が40.9%となりました。「年功序列」を望む声は前年度(38.9%)よりも2.0ポイント増えています。また、終身雇用制度を望むかでは、「望む」が64.9%、「望まない」が35.1%となりました。「望む」は、前年度(62.7%)よりも2.2ポイント増えています。
ジョブ型とメンバーシップ型の雇用制度について、どちらを望むかという設問では、「ジョブ型」が27.8%、「メンバーシップ型」が22.5%となりました。昨年度は「ジョブ型」雇用より「メンバーシップ型」雇用を求める傾向にありましたが、 本年度はその傾向が逆転しました。

調査結果

将来のキャリアについてどのように考えていますか?(1つ選択、n=316)(単位:%)
あなたが最終的に目標とする役職・地位は?(1つ選択、n=316)(単位:%)
“人生100年時代”と言われている中で、あなたはいつまで被雇用者(会社勤めなど)として働きたいと思いますか?(注:「結婚や出産まで」は2023年度に選択肢から削除/「70代」を2023年度に選択肢として追加)(1つ選択、n=316)(単位:%)
年齢や在籍年数に応じて昇進や待遇が決まる年功序列的な人事制度と、業績に応じて決まる成果主義的な人事制度ではどちらを望みますか?(1つ選択、n=316)(単位:%)
“終身雇用制度”を望みますか?(1つ選択、n=316)(単位:%)
ジョブ型雇用制度とメンバーシップ型雇用制度ではどちらを望みますか?(1つ選択、n=316)(単位:%)