全国47都道府県、“脱マスク”と健康意識に関する実態調査 |
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調査結果の概要
第一三共ヘルスケア株式会社では、マスク着用のルールが本年3月13日に緩和されたことを受け、全国47都道府県の男女を対象に、“脱マスク”と健康意識に関する実態調査を実施しました。はじめに、現在の外出時のマスク着用状況についてお聞きしました。その結果、「完全に外している」と回答された方は、わずか4.3%でした。「常に着用している」と回答された方が約6割(61.6%)に上り、2023年3月13日にマスク着用ルールが緩和された今でも、多くの方がマスクを欠かさない生活を送っていることが明らかになりました。マスク着用ルールの緩和後も着用している理由は、「新型コロナウイルスや風邪の感染が不安」52.1%が最も多く、今でも感染症への不安を感じている方が半数以上いることが分かります。マスク着用ルール緩和後のマスク着用の変化について、約7割(70.8%)の方が「緩和前と変わらない」と回答。「常に外すようになった」2.7%、または「外すことが増えた」18.1%と回答された方の割合の合計は約2割(20.8%)にとどまり、マスク着用ルールの緩和が生活者のマスク習慣を大きく変えるには至っていないことがうかがえます。次に、マスクを外すことによる感染リスクについてお尋ねしたところ、7割以上(72.5%)の方が『高まると思う(「とても高まると思う」21.1%、「まあ高まると思う」51.4% 計)』と回答されました。新型コロナの新規感染者数が落ち着きつつあるものの、依然として多くの方が不安を感じているものと考えられます。手指消毒や手洗い・うがいなどの感染対策の重要性については、約9割(87.4%)の方が『感じている(「とても感じている」35.3%、「まあ感じている」52.1% 計)』と回答されました。一方、2020年の新型コロナ感染拡大初期と比べ、これらの感染対策を実施する頻度に変化はありますか?とお聞きしたところ、約5人に1人(20.9%)の方が『少なくなった(「少なくなった」4.4%、「やや少なくなった」16.5% 計)』と回答。感染対策は多くの方の生活習慣として根付いてはいるものの、一部では“コロナ慣れ”から感染対策の意識が薄らいでいることが示唆されます。