2023年(令和5年)ビジネスパーソンの年賀状に関するアンケート調査 |
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調査結果の概要
株式会社パイロットコーポレーションでは、日本のお正月の習慣で手書き文化の象徴とも言える年賀状をテ-マに、毎年「ビジネスパーソンの年賀状に関するアンケート調査」を行っています。 年賀状は普段会えない人へのコミュニケ-ション手段として、様々なツールが登場した現在も、一定の支持を集めています。今回で43回目となる本調査の主な調査結果は下記となりました。はじめに、2023年の年賀状を出すかどうかを尋ねたところ、「出す」と答えた方は 50.9%となり、約半数の方が「出さない」という結果となりました。年賀状を出す理由としては、「新年の挨拶として」73.3%、「日頃、御無沙汰しているので」42.2%が上位になり、次いで、「毎年、年賀状をもらうので」37.4%が数を集めました。実際に年賀状が届くとどう感じるかを聞いてみると、9割以上の方が「うれしい」91.1%と回答し、年賀状をもらうことは今でもうれしいと感じる方が多いようです。具体的に年賀状をもらって一番うれしい相手を聞いてみると、「友人・知人」58.0%がトップで、次いで「親類関係」9.6%、「特にいない」7.7%という結果になりました。ご自身が出す年賀状の手書き箇所の有無を聞いてみると、年賀状を出す予定の方のほとんどが「手書き箇所がある」93.7%と回答しました。昨年よりも10.7pt増加し、手書き意向は高まっているようです。実際に、手書きに使う筆記具は何ですかという質問では、「ボールペン」が73.6%と多くを占め、次いで「サインペン」26.9%、「筆ペン」18.7%が続きました。今後、年賀状の習慣は必要だと思いますかと尋ねたところ、55.8%の方が「必要」と答え、毎年連続で減少しているものの、いまだ半数以上が年賀状を支持している現状がわかりました。「必要」と答えた方に理由を聞いてみると、「年賀状をもらうと嬉しい」57.5%、次いで「会えない人との連絡が途絶えてしまい困る」39.8%、「お正月らしくなくて寂しい」37.2%という声がありました。年賀状は年末年始の風物詩でありながら、もらってうれしいもので、親しい人との挨拶ができるツールとして考えられているようです。