2022年版 新小学1年生の「将来就きたい職業」、親の「就かせたい職業」 |
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調査結果の概要
ランドセル素材などに幅広く使用される人工皮革〈クラリーノ®〉を製造・販売する化学メーカーの株式会社クラレは、この春に小学校に入学する子どもとその親を対象にアンケートを実施し、「将来就きたい職業」「就かせたい職業」を調査しました。その結果、男の子の将来就きたい職業は、「警察官」16.8%が2年連続で1位でした。昨年、調査開始以来はじめて2位になった「スポーツ選手」16.1%は比率を上げ、「警察官」との差を詰めました。3位は「消防・レスキュー隊」10.3%となりました。昨年初めてトップになった「警察官」は、今年も1位をキープしました。2位「スポーツ選手」との差は縮まりましたが、人気ぶりがうかがえます。同じく人々を助ける仕事では、3位の「消防・レスキュー隊」も人気で、過去最高の比率となりました。女の子の将来就きたい職業は、「ケーキ屋・パン屋」26.4%が調査開始以来24年連続で1位でした。4位「医師」6.2%、5位「警察官」5.9%が過去最高順位・比率となり、6位「保育士」5.5%も昨年から順位を上げるなど、コロナ禍が続く中で、人々の生活に欠かせないエッセンシャルワーカーへの関心が高まっています。1位「ケーキ屋・パン屋」の内訳を見ると、8割以上の子どもがケーキ屋かパティシエと回答しています。4位「医師」、5位「警察官」が過去最高順位・比率となり、6位「保育士」も昨年から順位を上げました。病院、保育園、学校など、身近で働くエッセンシャルワーカーに、子どもたちも大きな関心を抱いているようです。子どもに就かせたい職業は、男の子の親は安定を願う気持ちの表れか、13年連続で「公務員」24.1%が1位となりました。4位「スポーツ選手」7.1%と5位「消防・レスキュー隊」6.6%は、男の子のランキングと同様、ともに大きく比率を伸ばし、順位を上げました。女の子の親では今年もトップ5のうち4つを、1位「看護師」18.4%をはじめとする医療職が占めました。特に、3位「医師」8.2%は過去最高比率、4位「医療関係」7.8%は過去最高順位・比率となりました。2位の「公務員」15.3%は、2年連続で過去最高比率を更新しました。