働く女性のお金に関する価値観に関する意識調査 |
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調査結果の概要
トレンダーズ株式会社が運営する女性向けパラレルキャリア支援サービス『Paranavi(パラナビ)』では25歳から44歳の有職女性を対象に、働く女性のお金に関する価値観に関する意識調査を実施しました。まず、今回の調査対象となる女性たちの年収をお聞きしたところ、「300万円未満」が最も多く46.0%。次いで「300~450万円未満」31.9%、「450~600万円未満」14.7%となりました。これらの結果から、有職女性の年収は『450万円未満』が約8割(77.9%)となり、大多数を占めていることが分かります。それでは、女性たちはどの程度の年収を求めているのでしょうか?目標年収についてお尋ねしたところ、「300~450万円未満」33.0%がTOP。「450~600万円未満」26.0%、「300万円未満」20.2%が続く結果となりました。『600万円以上』と回答された方は2割程度(20.7%)に留まっていることからも、大幅な年収アップを狙うのではなく、堅実に年収アップを目指したいという姿勢が強いことが伺えます。続いて、パートナー選びとお金について調査。パートナー選びの基準について、コロナ禍で“お金”の優先順位は上がりましたか?という質問では、約7割(69.0%)の方が「上がった」と回答されました。しかし、[“お金”の優先順位が上がった]=[より高い年収を求めることになった]ということではなさそうです。自分の年収がパートナーより高いことについて、約8割(75.1%)の方が「気にならない」と回答しています。これらの結果から、コロナ禍において「パートナー選びの基準におけるお金の優先順位が上がった」と回答された女性たちの真意は“求める年収が高くなった”ではなく“金銭面で協力し合えることや、金銭感覚が似ていることをより重視するようになった”であると考えられるのではないでしょうか?実際に、パートナーとのデート代や生活費の負担割合については「半分ずつ折半にしたい」32.4%、「年収に合わせて傾斜配分したい」24.9%、「状況に合わせて傾斜配分したい」22.2%といった回答が多数を占めており、パートナーとは金銭面でも協力し、支え合う関係を望む女性が多いことが分かります。