『紀文・鍋白書2021』より~鍋料理について~ |
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調査結果の概要
株式会社紀文食品では、全国7都道府県、20代~50代以上の主婦を対象に“鍋料理”“おでん”をテーマにアンケート調査を実施しました。先月の“おでん”に続き、今月は“鍋料理”について調査結果を発表します。まず、好きな鍋料理について尋ねました。その結果、「しゃぶしゃぶ」59.7%がトップとなり、「すき焼き」59.2%、「キムチ鍋」58.4%、「おでん」54.6%、「寄せ鍋」40.4%と続きました。どんな時に鍋料理にしようと思いますか?と尋ねたところ、トップ3は「寒い時」85.8%、「野菜を食べたい時」53.7%、「体を温めたい時」52.6%となり、「調理や片付けを簡単に済ませたい時」52.2%、「家族が揃う時」34.1%と続きました。鍋料理を用意する時、重視することでは、「野菜がとれるようにする」76.9%、「簡単さ・手軽さ」61.9%、「体が温まる」52.3%がトップ3となりました。以下は「栄養のバランス」48.0%、「雑炊やうどんなどの締めのメニューを楽しめる」31.3%の順となりました。鍋料理について知りたいこと・工夫したいことを聞いたところ、「味付けのバリエーションを増やしたい」52.0%がトップとなり、「具材のおいしい組み合わせを知りたい」36.4%、「新しい鍋料理が知りたい」30.1%、「締めをおいしく味わうコツ知りたい」29.1%、「野菜がたくさん食べられるコツを知りたい」28.3%と続きました。昨年の秋冬は、多くの人が例年と異なる日々を過ごしていました。この状況は生活者にどのような変化を与えたのでしょうか。 今回、毎年お聞きしている設問と共に、鍋料理に対する行動や意識が“新しい生活様式が続いている中で”どのように変わったかについても調査しました。ご自身で作ってご家庭で鍋料理を食べる回数については、【前回(2020年)調査:予想】では「増えると思う」19.6%、「やや増えると思う」24.9%の合計が44.5%に対し、【今回(2021年)調査:結果】では「増えた」15.1%、「やや増えた」17.6%の合計が32.7%と減少しました。また、外食で鍋料理を食べる回数では、「やや減ると思う」7.7%、「減ると思う」7.8%の合計が15.5%に止まっていましたが、実際には53.5%の方が「やや減った」12.0%、「減った」41.5%という結果になりました。