2022年(令和4年)ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査 |
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調査結果の概要
株式会社パイロットコーポレーションでは、日本独特のお正月の習慣であり、書き文字文化の象徴とも言える年賀状をテ-マに、毎年「ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査」を行っています。年賀状は、普段会えない人へのコミュニケ-ション手段として、様々なツールが登場しても、今なお一定の支持を集めています。今回で42回目となる本調査の主な調査結果は以下の通りです。はじめに、2022年の年賀状を出すかどうかを尋ねたところ、「出す」と答えた方は65.6%となりました。年賀状を出す理由としては、「新年の挨拶として」84.8%、「日頃、御無沙汰しているので」43.2%が上位になり、次いで、昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大の予防のため、「コロナ禍で会えていないので」40.0%が数を集めました。(年賀状を出す相手は、「友人・知人」94.8%がトップになり、「親類関係」77.2%が続き、次いで、「会社等の上司」32.8%がランクインしました。また、年賀状をもらって一番嬉しい相手でも「友人・知人」 74.5%がトップで、次いで「親類関係」10.8%、「特にいない」5.0%となりました。)自身が出す年賀状の手書き箇所の有無をお聞きすると、82.8%の方が「手書き箇所がある」と答えました。(「手書き箇所がある」と答えた方に、手書きする理由を尋ねると、「気持ちが伝わる感じがするから」67.1%、「手書き箇所がまったくないとDMのような感じがするから」51.2%と回答し、手書きの年賀状で気持ちを伝えたいという傾向が見られました。)年賀状の手書きに使う筆記具を聞いてみました。すると、バリエーション豊富で日常的に使用する機会も最も多い「ボールペン」72.9%が圧倒的な支持を集めました。次いで「筆ペン」27.5%、「サインペン」21.3%が入り、年賀状では筆ペンを使う方が多いことが分かりました。今後、年賀状の習慣は必要かについて尋ねたところ、57.7%の方が「必要」と答え、2020年から3年連続で減少している結果となりました。また、年賀状があったほうがいい理由を聞いてみると、「年賀状をもらうと嬉しい」59.1%、「会えない人との連絡が途絶えてしまい困る」40.9%、「お正月らしくなくて寂しい」34.5%という声がありました。年賀状をもらうと嬉しいのはもちろん、日頃の無沙汰や年末年始の風物詩として年賀状を大事に思う方がいる様子がうかがえます。