エンゼル110番レポート第86号「おうち時間の過ごし方」 |
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調査結果の概要
森永乳業株式会社は、時代とともに変化する育児の理解に役立つことを願い、1993年4月から『エンゼル110番レポート』を発行しております。この『エンゼル110番レポート』は、育児相談窓口【エンゼル110番】への相談内容から、毎回育児に関する傾向についてまとめています。新型コロナウイルス感染症が2020年1月に国内で確認されてから2年近くが経過しました。ステイホームが提唱され、“おうち時間”という言葉も定着しました。今回のレポートでは、おうち時間について電話で聞き取り調査をおこないました。はじめに、1年間を振り返って、おうち時間は増えましたか?と尋ねたところ、100人中86人が2020年2月より前にくらべ、「増えた」と回答しています。おうち時間が「増えた」と回答した86人に、おうち時間が増えてよかったことを尋ねました。(「特にない」と回答した方が約4割の34人いましたが、残りの)52人からは「夫との時間、家族との時間が増え良いコミュニケーションができた」「パパと子どもの時間が増えた」「子どもの成長をより見守ることができた」などの声が聞かれました。次におうち時間でやったこと、やりたいことを尋ねたところ、「子どもと一緒に料理やお菓子作り」をしたいという方が21人と全体の2割以上に上りました。次いで「子どもと工作、粘土やお絵かきなど手を使う遊び」が14人、3番目には「部屋やベランダでプール遊びやジャングルジムなど体を使う遊び」が12人という順でした。離れて暮らす家族(祖父母など)や友人とのコミュニケーションの取り方に変化はありましたか?と尋ねました。変化が「あった」のは100人中64人でした。また、変化があった方のコミュニケーションの手段で最も多かったのは「ビデオ通話」で34人、次いで「LINE」、「電話」と続きます。最後に、コロナ禍の中での生活を楽しく過ごすための工夫を聞きました。特にないと回答した20人を除く80人のママから話を聞き、一番多かったのは「子どもとの遊びを工夫する」が21人で、次いで「近所を散歩したり、公園に行ったりなるべく外出する」20人でした。