2021年度(第32回) 新入社員の会社生活調査(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)将来のキャリアについてどのように考えているかについては、「役職には就かず、 担当業務のエキスパートとして成果を上げる」54.2%がトップとなりました。 前年度にやや減らしていたエキスパート志向が17ポイント増えた一方、「管理職として部下を動かし、部門の業績向上の指揮を執る」36.6%が前年度から10.8ポイント減少しました。
目標とする役職・地位については、「社長」9.0%が前年度から0.1ポイント増にとどまっています。さらに「役員」14.6%(前年度比-5.7ポイント)、「部長クラス」15.3%(前年度比-5.0ポイント)も減少しています。一方、「地位には関心がない」50.7%は半数を超えました。いつまで被雇用者(会社勤めなど)として働きたいかを尋ねたところ、「60歳」と回答した人が38.2%で最も多くなっていますが、前年度から6.1ポイント減少となっています。前問の年代で退職した後にやりたいことを尋ねたところ、「趣味の時間を楽しむ」75.0%が際立って多くなり、2位「専業主夫・主婦として家庭を支える」23.6%以下を大きく引き離しています。
年功序列と成果主義のどちらを望むかを二者択一で尋ねた結果、「成果主義」が57.0%、「年功序列」が43.0%となりました。「年功序列」を望む声は前年度(41.0%)よりも2.0ポイント増えています。また、終身雇用制度を望むかでは、「望む」が60.3%、「望まない」が39.7%となりました。「望む」は、前年度(64.9%)よりも4.6ポイント減っています。