日本人と外国人での入浴スタイルに関する調査 |
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調査結果の概要
ライオン株式会社では、家で過ごす時間が増加して“おうち時間”を 充実させたいと考える方が増えている中、お風呂に着目し、日本人と日本在住の外国人(以下、外国人)との入浴スタイルや身体の洗い方について調査しました。まず、入浴のスタイルについて調べました。日本では浴槽が設置されていることが多いですが、日本人と外国人で、浴槽入浴の頻度に違いがあるのか調べました。その結果、「毎日浴槽につかる」「浴槽につかることが多い」と答えた日本人は計64%、外国人は計27%でした。日本人は浴槽につかる入浴をすることが多く、外国人は、日本在住であっても浴槽につからない入浴スタイルが多いことがわかりました。これは母国での入浴習慣が継続しているためと推察されます。次に、普段主に何を使って身体を洗うかお聞きしたところ、日本人も外国人も「タオル」(日本人62%、外国人48%)を使う方が最も多く、6割以上の日本人がタオルを使って洗っていることがわかりました。タオルで身体を洗っている方に、なぜタオルを使うのかその理由を尋ねたところ、「背中など手の届かないところを洗うため」「タオルで洗わないとしっかり洗った気がしない」などの回答がありました。 そこで、背中に着目し、日本人と外国人で背中をしっかり洗っているかどうかを尋ねたところ、日本人で背中を『しっかり洗っていない(「あまりしっかり洗っていない」7%、「しっかり洗っていない」1%、「身体は洗わない」2% 計)』方は10%でしたが、外国人は22%でした。このように日本人のほうが背中をしっかり洗っている方が多い結果でした。調査の結果、多くの日本人は、浴槽につかる入浴スタイルであり、タオルで身体を洗っていることがわかりました。 中でも、背中については意識してしっかり洗っていることも明らかとなりました。