社長に聞く!2021年企業の経営施策調査(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)新型コロナウイルス感染拡大が経営に与える影響について尋ねたところ、「業績に大きなマイナス要因となっている」37.6%と「業績に小さなマイナス要因となっている」30.3%を合わせた67.9%が業績悪化の要因となっていると答えました。新型コロナウイルス感染拡大による経営への影響がいつまで続くかについては、「あと2~3年は続く」33.3%と「見通しは立たない」18.3%が1位・2位となり、悲観的な予測が多数を占めました。
新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みについて尋ねたところ、「事務所等に消毒用のアルコール液を設置した」67.6%が1位、「従業員にマスクやフェイスシールドを配布した」51.9%が2位となり、この2つが半数を超えました。コロナ収束後の日本がどうなるかについては、「コロナ禍を経験したことで以前よりも強くなる」24.3%、「コロナ禍以前の状態に戻る」28.9%、「コロナ禍以前の状態には戻れず弱くなる」34.2%で見方が分かれました。
コロナ禍をきっかけとする新しい生活様式をビジネスチャンスにするために取り組みたいことについて尋ねました。結果は、「営業(顧客対応)方法の変革」33.9%、「新しい商品やサービスの開発」29.3%が上位となりました。コロナ禍をきっかけとした自身の意識や行動の変化では、「外で酒を飲む機会が減った」が51.6%でトップでした。