夏の家族旅行に関する意識調査 |
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調査結果の概要
国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』を運営するアクトインディ株式会社は、株式会社昭文社ホールディングスとその子会社である株式会社昭文社が発行するファミリー層向け夏のおでかけ情報誌『家族でおでかけ 夏休み号』編集部と共同で、昨年と今年の夏の家族旅行の意識調査を実施しました。はじめに、昨年の夏休みの過ごし方を質問したところ、45%が「旅行の予定は立てず、自宅で過ごした」、19%が「旅行の予定を中止して自宅で過ごした」と回答しました。次に、(休み中)普段は何をしていましたか?と尋ねたところ、「近くの公園」(1,027人)や 「ゲームなど屋内で過ごした」(799人)、「自宅のビニールプールで水遊び」(578人)など、自宅周辺で過ごす家庭が非常に多かったことがうかがえます。年始以降に発令された2回目・3回目の緊急事態宣言では、休校が要請されなかったことから、今年は今のところ、例年どおりの夏休み期間が設けられる予想となっています。今年の夏に子どもとやりたいことを質問したところ、多くの施設で感染予防対策がきちんと行われることもあり、1位「旅行」、2位「花火」、3位「プール」、4位「キャンプ」、5位「帰省」等、おでかけを考えている家庭が多いようです。夏休みの旅行の予定について尋ねたところ、新型コロナウイルス感染症の収束見通しが立たず、変異株の出現など先が見えない日々が続いている中、8割の家庭から「予定を立てていない」80.0%との回答を得ました。お出かけの回数で最も多いのは「2~3回」55%、2位は「1回」22%となり、旅行期間を短くしつつ、複数回でかけたいと考えている家庭が多いようです。また、半数以上(56%)が居住地から1~2時間圏内へ旅行する“マイクロツーリズム(小さな、近隣への旅行)”~「居住地近郊の宿泊エリア」が好まれる傾向にあるようです。都府県をまたぐ移動の自粛下でもでかけられるエリアとして選ばれているのでしょう。一方、遠隔地への移動~「飛行機や新幹線を使って移動する遠隔地」を考える家庭も36%と一定数あることもわかりました。“状況次第では遠くへ旅をしたい”という思いがあることもうかがえます。