大学生のおしゃれ・身だしなみに関する実態および意識調査【人とのつながり編】

大学生のおしゃれ・身だしなみに関する実態および意識調査【人とのつながり編】

調査対象 首都圏(1都6県)在住の大学生(18~24歳)男女 616名 調査実施先 株式会社マンダム
調査方法 インターネットリサーチ 調査期間 2021/01/01~2021/01/31

調査結果の概要

株式会社マンダムでは、コロナ禍により日常生活はもちろん、学業面でも大きな制限を余儀なくされている現役大学生男女を対象に、大学生のおしゃれ・身だしなみに関する実態および意識調査【人とのつながり編】を実施しました。まず、通う大学では現在どのような形で授業が行われていますかと尋ねたところ、コロナ禍に伴い大学の授業は95.6%が『オンライン中心(「オンライン授業のみ」40.1%、「オンライン授業と対面授業の併用(オンライン授業の方が多い)」55.5% 計)』となり、そのうち「リアルタイム配信型(カメラOFF)」41.6%や「オンデマンド配信型」36.3%など、『顔が見えない授業』が9割近く(87.6%)に上りました。コロナ禍で生活が制限される中、気持ちに当てはまるものを選んでいただきました。その結果、「退屈」55.0%で「やる気が出ない」51.9%などネガティブな気持ちに加え、「不安」47.9%や「寂しい」42.7%気持ちを抱えているようです。また、孤独を『感じる(「感じる」15.1%、「やや感じる」37.7% 計)』大学生は、過半数(52.8%)で『感じていない(「あまり感じない」20.9%、「感じない」7.3% 計)』学生の約2倍となっています。コロナ禍での大学生の“おしゃれ・身だしなみ”への向き合い方について、コロナ禍によって、あなたの“おしゃれ・身だしなみ”に対する認識に変化はありましたかと質問したところ、『以前よりも意識が高まった』26.0%、『以前よりも意識が低くなった』33.5%と約6割(59.5%)の大学生に意識の変化があり、 <おしゃれ・身だしなみスコア>が高い方でより意識が高くなり、スコアが低い方でより意識が低くなる結果になりました。また、コロナ禍でのコミュニケーションに対する積極性においても、<おしゃれ・身だしなみスコア>の高さによって違いが見られました。<おしゃれ・身だしなみスコア>が高い方は、コロナ禍で直接対面する機会が減少する中でも、オンラインや電話・メールなどを駆使してコミュニケーションを積極的に行っています。また、<おしゃれ・身だしなみスコア>が高い人の方が、「周囲の人とつながっている感覚」も保持できていることが明らかになりました。ニューノーマルな日常を過ごす大学生にとって、“おしゃれ・身だしなみ”は、コミュニケーションへの積極性をもたらし、人とのつながりを維持できる重要な役割を担っているといえそうです。

調査結果

あなたが通う大学では現在どのような形で授業が行われていますか。(単一回答、n=616)(単位:%)
あなたが実際に受けているオンライン授業はどれですか。【最も多いもの】(単一回答、n=611、※オンライン授業を受けている方対象)(単位:%)
コロナ禍で生活が制限される中、あなたの気持ちに当てはまるものはどれですか。(複数回答、n=616、5項目抜粋)(単位:%)
コロナ禍で、あなたはどのくらい孤独を感じますか。(単一回答、n=616)(単位:%)
コロナ禍によって、あなたの“おしゃれ・身だしなみ”に対する認識に変化はありましたか。(単一回答、n=616)(単位:%)
※「おしゃれ・身だしなみ」スコア:本調査では「おしゃれ・身だしなみ」への意識と実態に関する①興味・関心度、②重要度、③楽しさ、④こだわり度、⑤積極的実践度の項目に対する回答(5段階)を得点化(1~5点)し、合算したものを「おしゃれ・身だしなみ」への意識と実態を表す「おしゃれ・身だしなみ」スコアとしました。
コロナ禍で生活が制限される中、大学の授業以外であなたが人と会う(話す)頻度はどう変わりましたか。(単一回答)(単位:%)
人と会う(話す)頻度が『増えた(「増えた」「やや増えた」の計)』
コロナ禍で、あなたは周囲の人とつながっている感覚をどのくらい持てていますか。(単一回答)(単位:%)
『持てている(「持てている」「やや持てている」の計)』