年末年始(2020年12月23日~2021年1月3日)の旅行に関する意識調査

調査対象 事前調査 20,000名。本調査 1,697名(事前調査で「年末年始に国内旅行に行く/たぶん行く」と回答された全国の15歳以上79歳までの男女個人を抽出し、本調査を実施) 調査実施先 株式会社JTB
調査方法 インターネットアンケート調査 調査期間 2020/11/17~2020/11/19

調査結果の概要

株式会社JTBは、年末年始(2020年12月23日~2021年1月3日)に1泊以上の旅行に出かける方の意識調査をまとめました。事前調査として、年末年始期間中(2020年12月23日~2021年1月3日)の帰省を含めた旅行意向を尋ねました。結果は「行く」7.9%」及び「たぶん行く」6.9%と回答された方の合計は14.8%でした。「たぶん行かない」18.4%と「行かない」66.7%の合計は85.1%となりました。事前調査で「今年の年末年始に国内旅行に行く/たぶん行く」と回答された1,697名を抽出し、旅行の内容について詳細を聞きました。その結果、旅行の目的や動機については、「毎年恒例なので」43.5%、「家族一緒に過ごすため」37.6%に加えて、「温泉やリゾートでゆっくり過ごしたいので」23.0%、「家に居てもつまらないので」8.7%などがあげられ、新型コロナによる自宅での自粛疲れの影響も垣間見られました。旅行先では「関東」21.6%が最多でした。これに「近畿」16.3%、「東海」12.2%が続きました。今回のアンケートでは、例年にはない今年の特徴として、コロナ禍の旅行で特別に考慮することを聞きました。「家族・親族や親しい友人以外には会わない」34.2%が最も多く、続いて「公共交通機関を使わずに、自家用車やレンタカーを使う」30.6%、「少人数での旅行にとどめる」24.1%、「人が多数移動する時間を避ける」20.7%、「感染者数が増加傾向の地域は避ける」18.7%となりました。また、Go Toトラベル事業が年末年始の旅行動機や行動に与えた影響について聞いたところ、「今回の旅行の動機や行動に影響していない」が61.8%となりました。一方で、「例年旅行(帰省を含む)しないが、旅行をすることにした」が19.2%、「例年、帰省で実家・親戚宅に泊まるが、帰省先の宿泊施設に泊まることにした」が8.8%、「例年、帰省で実家・親戚宅に泊まるが、別の場所に旅行することにした」が8.6%となりました。Go Toトラベル事業があることで、実家滞在を避け旅館やホテルなどに滞在するのが今年の特徴の一つともいえそうです。今年の年末年始に出かける場所として、どのような場所が気になっているかを聞いてみました。全体では「買い出し(正月料理の準備、初売りなど)が楽しめる場所」13.8%が最も多く、次に「東京ディズニーリゾート®」11.0%、そして「話題の商業施設やアウトレットモールなど」9.7%となりました。買い出しや商業施設などへの訪問に興味を持っている方が多いといえます。

調査結果

年末年始(2020年12月23日~2021年1月3日)の旅行意向(単一回答、n=20,000)(単位:%)
旅行目的や動機(複数回答、n=1,697)(単位:%)
旅行先(単一回答、n=1,697)(単位:%)
コロナ禍の旅行において特別に考慮したこと TOP5(複数回答、n=1,697)(単位:%)
Go To トラベル事業の年末年始の旅行動機や行動への影響(単一回答、n=1,697)(単位:%)
今年の年末年始に出かける場所として気になっているところ TOP5(複数回答、n=1,697)(単位:%)