まなびに関する実態調査-③-“子どもの教育費と児童手当”に関する実態調査

調査対象 ママスタユーザーで第一子を妊娠中、もしくは未就学児〜中学生のお子さんがいるママ 1,399名 調査実施先 株式会社インタースペース
調査方法 実施先メディア【ママスタ】( http://mamastar.jp/)内でアンケート回答 調査期間 2020/11/16~2020/11/30

調査結果の概要

インターネット広告・メディア運営事業の株式会社インタースペースでは、運営する【ママスタまなび(URL:https://manabi.mamastar.jp/)】にて“子どもの教育費と児童手当”に関する実態調査を実施しました。最初に、第一子のお子さんを妊娠中、もしくは第一子が未就学児〜中学生のママに、お子さんが社会人になるまでの教育費について、不安を感じていますか?と尋ねたところ、「非常に不安を感じる」34.0%、「やや不安を感じる」51.9%など85.9%のママがお子さんの教育費に関して不安を感じていることがわかりました。教育費に不安を感じているママに、理由を確認したところ、最も多い回答は「教育費がいくら必要になるか分からないから」76.3%でした。また、約半数の方が「収入が維持できるか分からないから」49.3%という回答をあげました。教育費の貯め方に関して聞いたところ、半数以上の回答が寄せられたのは「学資保険に入る」54.8%、「児童手当を貯金」54.3%、「子どもへのお祝い金やお年玉を貯金」51.1%でした。お子さんの教育資金を貯めはじめたのは、出産後すぐお子さんが「0歳」の間に貯め始めたママが61.6%と最も多い結果となりました。また「妊娠前から」7.7%、「妊娠中」12.1%という回答もあわせて約2割という結果となり、妊娠する前・妊娠中からお子さんの将来を考え、行動を起こしているママがいることがわかりました。教育費を貯めていると回答したママたちに、毎月教育費として貯めている金額を確認したところ、最も多いのは「10,001〜15,000円」20.2%のゾーンという結果となりました。また、教育費として毎月貯めておきたい理想の金額を確認したところ、「15,001〜20,000円」13.7%のゾーンから回答数が増え、「25,001〜30,000円」が14.3%の回答を集める結果となりました。貯めておきたい理想の金額と現実に貯めている金額には、『5,000〜20,00円』程度の差異があることがわかります。児童手当の使い道に関して確認を行ったところ、「お子さん名義の口座に貯金」55.1%が最も多く、次点で「子どもの学費・習い事代にあてる」26.2%という回答でした。また教育費以外にかかる「子どもの雑費の支出にあてる」という回答も10.4%確認でき、児童手当をお子さんのために使用・貯金されている様子が伺えます。その一方で児童手当の使い道をお子さんのみに限定しない「生活費用にあてる(ローン返済費なども含む)」12.6%、「家族のための蓄えとして貯金」9.6%という回答も確認できました。

調査結果

お子さんが社会人になるまでの教育費について不安を感じていますか?(n=1,399)(単位:%)
お子さんの教育費に不安を感じる理由について、あてはまるものをすべて教えてください。(複数回答、n=1,201)(単位:%)
お子さんの教育費はどのようにして貯めていますか?あてはまるものをすべて教えてください。(複数回答、n=1,399)(単位:%)
お子さんの教育資金はいつから貯め始めましたか?(n=1,360)(単位:%)
教育費として毎月貯めている平均金額と毎月貯めておきたい理想の金額は?(単位:%)
児童手当の使い道で当てはまるものを教えてください。(複数回答、n=1,399、5項目抜粋)(単位:%)