『紀文・鍋白書2020』より~鍋料理について~

調査対象 北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県在住の20代~50代以上の主婦 1,456人( 各エリア208人、各年代364人) 調査実施先 株式会社紀文食品
調査方法 インターネットによる自宅回答 調査期間 2020/08/31~2020/09/01

調査結果の概要

株式会社紀文食品では、全国7都道府県、20代~50代以上の主婦を対象に“鍋料理”“おでん”をテーマにアンケート調査を実施しました。先月の“おでん”に続き、今月は“鍋料理”について調査結果を発表します。まず、好きな鍋料理について尋ねました。その結果、「すき焼き」63.6%がトップとなり、「しゃぶしゃぶ」61.7%、「キムチ鍋」61.1%、「おでん」58.9%、「寄せ鍋」46.3%と続きました。どんな時に鍋料理にしようと思いますか?と尋ねたところ、トップ3は「寒い時」74.5%、「体を温めたい時」66.6%、「野菜を食べたい時」60.9%となり、「調理や片付けを簡単に済ませたい時」43.0%、「短い時間で調理を済ませたい時」40.2%と続きました。鍋料理を用意する時、重視することでは、「野菜がとれるようにする」77.1%、「簡単さ・手軽さ」58.4%、「体が温まる」53.6%がトップ3となりました。以下は「栄養のバランス」44.2%、「雑炊やうどんなどの締めのメニューを楽しめる」31.7%の順となりました。鍋料理について知りたいこと・工夫したいことを聞いたところ、「味付けのバリエーションを増やしたい」55.7%がトップとなり、「具材のおいしい組み合わせを知りたい」41.9%、「新しい鍋料理が知りたい」32.2%、「野菜がたくさん食べられるコツを知りたい」30.5%、「締めをおいしく味わうコツ知りたい」29.6%と続きました。多くの方が例年とは異なる日々を過ごされている2020年。生活者の意識にはどのような変化が生まれたのでしょうか?今回は、毎年お聞きしている設問と共に、《新しい生活様式が続くと想定した場合》の鍋・大皿料理に対する意識や食べ方についても調査しました。どんな事を意識してご家庭で鍋を作って食べますか?と尋ねました。その結果、「栄養面を高めたい」42.6%、「ヘルシーにしたい」32.1%、「つゆ、スープを自家製にして、なるべく手作りにこだわたい」24.9%がトップ3となり、家庭で作る時は“健康感”や“手作り感”を意識されていることがわかりました。昨年同時期と比べた鍋を食べる回数については、<ご自身で作って><外食>のいずれの場合も半数以上の方が「変わらない」、『増えると思う(「やや増えると思う」含む)』と回答されました。昨年同時期と比べて大皿料理を食べる回数に変化はあると思いますか?と尋ねたところ、半数以上の方が「変わらないと思う」56.3%と回答された一方、『減ると思う(「やや減ると思う」含む)』と回答された方も2割(21.3%)おられました。大皿料理の食べ方については、約半数の方が「大皿料理を食卓に出し、共通の菜箸などの器具を用意して、食卓で取り分けて食べる」44.7%と回答され、3割弱の方は「大皿料理を食卓に出し、人数分の菜箸などの器具を用意して、食卓で取り分けて食べる」26.6%と回答されました。

調査結果

あなたの好きな鍋料理は何ですか?(複数回答、全体、5項目抜粋)(単位:%)
どんな時に鍋料理しようと思いますか?(複数回答、全体、5項目抜粋)(単位:%)
鍋料理を用意する時、重視することは何ですか?(複数回答、全体、5項目抜粋)(単位:%)
鍋料理について知りたいこと・工夫したいことは何ですか?(複数回答、全体、5項目抜粋)(単位:%)
どんな事を意識してご家庭で鍋を作って食べますか?(複数回答、全体、5項目抜粋)(単位:%)
昨年同時期と比べて鍋を食べる回数に変化はあると思いますか?(単一回答、全体)(単位:%)
昨年同時期と比べて大皿料理を食べる回数に変化はあると思いますか?(単一回答、全体)(単位:%)
ご家庭では、大皿料理をどのようにして食べますか?(単一回答、全体)(単位:%)