子どもの姿勢の実態とランドセルに関する調査結果

調査対象 2019年3月29日(金)~11月17日(日)の間に実施先の直営店または実施先公式オンラインストアでランドセルを購入された方(サンプル数:3000) 調査実施先 株式会社セイバン
調査方法 メール調査 調査期間 2019/11/29~2019/12/04

調査結果の概要

昨年、授業以外の運動時間が減ったことやスクリーンタイムの増加などの影響により、子どもの体力が低下しているという調査結果がスポーツ庁より発表されました。また、子どもの姿勢及び発達発育から、トップアスリートの動作分析まで幅広く研究を行う東京大学大学院の深代千之教授は、「体力の低下は姿勢の悪化にも繋がるため、子どものころから意識的に良い姿勢を保つことが重要である」と指摘しています。このような状況を受け、株式会社セイバンでは、“子どもの姿勢”に着目し、子どもの姿勢の実態とランドセルに関する調査を行いました。はじめに、子どもが良い姿勢を維持することに関心がありますか?と尋ねたところ、93%の方が「興味がある」と回答。姿勢は良いほうがいいと思っている方がほとんどでした。しかし、定期的に運動をしたり、整体院へ通ったり、何かしらの対策をしていますか?と聞いたところ、「対策をしていない」が68%と、対策を行えていない方が多いことがわかりました。また、「対策をしている」と答えた方に、具体的に何をしていますか?と尋ねたところ、57%が「定期的な注意」にとどまっており、整体院に通ったり運動をするなど、具体的な対策を行っている方はかなり少数派であることがわかりました。子どもの姿勢について聞いたところ、約5人に1人は子どもの姿勢が『悪い(「悪い~やや悪い」18%)』と感じていることがわかりました。(また、日ごろのお子さまの生活習慣、発育について気になることをお尋ねしたところ、「姿勢が悪い」が5番目に選ばれました。)ランドセルがからだにフィットしていない状況でランドセル背負い続けると、姿勢悪化にも影響しますが、このことを知っていますか?と聞いたところ、71%の方が「知らない」と回答。姿勢に対する興味は高いものの、からだにフィットしないランドセルが与える影響の認識が低いことがわかりました。最後に、もう一度ランドセルを購入するとしたら、姿勢よく背負えるランドセルへの関心がありますか?と尋ねたところ、約9割の方が『関心がある(「とても関心がある~すこし関心がある」88%)』という結果になりました。姿勢のことを考えたランドセル選びが大切です。

調査結果

お子さまが良い姿勢を維持することに関心はありますか?(単位:%)
お子さまの姿勢悪化に対する対策をしていますか?(単位:%)
お子さまの姿勢悪化に対する対策として、具体的に何をしていますか?(「お子さまが良い姿勢を維持することに関心はありますか?」の設問に「ある」と回答された方)(単位:%)
お子さまの姿勢について当てはまるものをお選びください。(単位:%)
お子さまのからだにフィットしていないランドセルが与えるからだへの影響について知っていますか?(単位:%)
もう一度ランドセルを購入する機会があれば、姿勢よく背負えるランドセルへの関心がありますか?(単位:%)