“夫婦の育児・家事”に関する意識調査 |
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調査結果の概要
リンナイ株式会社では、関東圏(1都3県)在住、20~40代の既婚男女(小学生以下の子どもを持つ方)を対象に、“夫婦の育児・家事”に関する意識調査を実施しました。はじめに有職者の方に、コロナウイルスの影響で生じた勤務時間の短縮や在宅勤務などによって在宅時間が増えたかどうかを聞きました。その結果、『増えた(「とても増えた」28.0%、「やや増えた」25.7% 計)』と答えた方が過半数いることがわかりました。また、男女別で比較すると女性に比べて男性の方が在宅時間が『増えた』と答えた方が多いということが判明しました。前問にて、勤務時間の短縮や在宅勤務などで在宅時間が『増えた』と答えた男性に、コロナ前と比べて育児・家事に対する参加度合いがどれくらい変化したかを尋ねたところ、約6割の方が「積極的に家事・育児に参加するようになった」61.1%と答え、在宅時間の増加によって男性の育児参加率が増えたことが分かります。コロナ禍によって、夫婦間での育児・家事の役割分担の変化について調査しました。その結果、全体では約4割の方が役割が『増えた(「とても増えた」19.6%、「やや増えた」24.2% 計)』と答えました。自身については、男性は約5割、女性は約4割の方が役割が『増えた』と答え、男性の方 が多いということが判明しました。コロナウイルスの影響で生じた勤務時間の短縮や在宅勤務などによって在宅時間が『増えた』と答えた方に、コロナ以前よりもパートナーと家事の分担をするようになったかどうかを聞きました。その結果、全体では約6割の方が『家事の分担をするようになった(「とてもそう感じる」18.4%、「ややそう感じる」46.1% 計)』ことが判明しました。また、男女別にみると、男性は約7割、女性は過半数の方が『分担するようになったと感じる』と答え、在宅時間の増加によって家事の分担率が上がっていることがわかります。コロナ禍によって新たに増えた家事・育児について調査しました。コロナ禍によって“名もなき家事”が増えたかどうかを聞いたところ、『増えた(「とても増えたと感じる」12.9%、「やや増えたと感じる」34.8% 計)』と答えた方は約5割という結果になりました。また、コロナ禍によって、新たに増えたと感じる育児・家事について尋ねたところ、「マスクの手洗い・洗濯」52.1%が過半数と最も多い結果となりました。続いて、「除菌、手洗いうがいの呼びかけ」47.9%や「子どもの検温」37.2%などが上位にランクインしました。