コロナ禍の対面コミュニケーションとおしゃれ・身だしなみの実態及び意識調査【マスク編】

調査対象 全国の20歳~69歳の男女 1,110名(男性565名、女性545名) 調査実施先 株式会社マンダム
調査方法 インターネットリサーチ 調査期間 2020/07/01~2020/07/31

調査結果の概要

株式会社マンダムでは、コロナ禍に伴うニューノーマル(新しい日常)の実践が求められる中、人と人とのコミュニケーションにさまざまな制約が加わり、その中身に変化が起こっていることに着目し、全国の20~69歳の男女を対象に、コロナ禍の対面コミュニケーションとおしゃれ・身だしなみに関する意識調査【マスク編】を実施しました。まず、コロナ禍のコミュニケーションを象徴すると感じるものを選んでいただいたところ、「常にマスクを着用」77.5%がトップとなり、マスク着用率は“職場や学校、外出時”は94.6%、“職場や学校、外出先などで、直接人と話す時”では95.2%に達しました。「常にマスクを着用」は他の項目(2位「正面や隣に座らない(ソーシャルディスタンスを保つ)」30.8%、3位「三蜜を避けての会合」27.8%)と倍以上の差があり、コロナ禍での対面コミュニケーションを最も象徴するものとして捉えられているようです。マスク越しの対面コミュニケーションで感じている不満や困りごとを尋ねたところ、「相手の声が聞きとりにくい」46.9%がトップとなり、「相手の表情を読み取りづらい」36.4%や「こちらの感情が伝わりにくい」22.1%などの非言語コミュニケーションの課題も目立ち、マスク着用により、非言語コミュニケーションが制限され、円滑なコミュニケーションが妨げられていることが分かります 。マスク越しのコミュニケーションを改善するための工夫について男女間で比較すると、いずれの項目も女性の方が全体的に数値が高くなっており、マスク越しの対面コミュニケーション時の工夫を男性よりも実施しているようです。しかし、「相手の髪型やメイクの印象を言葉にして伝える」については、男性(7.2%)が女性(3.8%)の倍近くとなっており、男性はコミュニケーションのきっかけとして相手の髪型やメイクの話題を活用しているようです。

調査結果

あなたがコロナ禍のコミュニケーションを象徴すると感じるものはどれですか。あなたが特にそう思うものを3つまでお選びください。(複数回答、n=1,110)(単位:% )
あなたは、現在、職場や学校、外出時にマスクを着用していますか。(単一回答、n=1,110)(単位:% )
あなたが、職場、学校、外出先などで、直接人と話すとき、マスクを着用していますか。(単一回答、n=1,110)(単位:% )
あなたがマスク越しの対面コミュニケーションで感じている不満や困りごとはありますか。(複数回答、n=1,110)(単位:% )
あなたがマスク越しのコミュニケーションを改善するためにしている工夫はありますか。(複数回答、n=1,110)
<男女別>(単位:% )