<小林製薬 2020年7月 マスクの使用実態調査>

調査対象 20代~60代の男女 1,000名 調査実施先 小林製薬株式会社
調査方法 インターネット調査 調査期間 2020/07/01~2020/07/31

調査結果の概要

厚生労働省から発表された、新型コロナウイルスを想定した<新しい生活様式>の実践例として“外出時や屋内でも会話をする時、人との間隔が十分とれない場合は、症状がなくてもマスクを着用する”と記載されているように、コロナ禍の現在、マスクは日常生活において必需品となっています。マスクの品薄などを経て、マスク着用生活も半年が経とうとしている中、悩みも増えてきています。そこで、小林製薬株式会社では直近1ヶ月のマスクの使用実態や着用に伴う悩みなどに焦点を当てて調査を実施しました。マスクを着用する理由としてあてはまるものを選んでいただいたところ、「新型コロナウィルスに自身が感染するのを防ぐ」74.4%、「自身が感染していた場合、感染を周りに広げない」64.8%、「つけていないと周りから嫌な目で見られる(気がする)」40.0%が上位に挙げられました。直近1ヶ月で使ったマスクの素材を尋ねました。「不織布」87.0%が圧倒的なものの、「布・ガーゼ」31.1%、「冷感素材やムレにくい素材を使った布・ガーゼ」10.6%と、従来はあまり普及していなかった布・ガーゼ素材が広がっています。直近1ヶ月で、マスクを着用の際に感じた困りごとについて尋ねたところ、「暑い」78.9%、「息苦しい」66.2%、「マスクの内側がムレる」53.0%などの暑さに関連することに加え、「メガネがくもる」30.5%、「耳が痛い」22.6%といった悩みも挙げられました。マスク着用時に「暑い」「マスクの内側がムレる」が主な悩みの方に、マスク着用時に感じた困りごとに対して実際に行っている対処法をおしえていただきました。最も多かったのは「こまめにマスクを外す」23.0%でした。一方、「特に何もしていない」53.9%と回答された方が半数以上に上りました。直近1ヶ月で、マスクを着用中に体調不良を感じたことがありますかと尋ねたところ、5人に1人(20.5%)の方がマスク着用中に体調不良を経験しており、主な症状は「頭がぼーっとする」50.0%、「頭痛」42.1%、「顔がほてる」35.6%が上位に挙げられました。

調査結果

あなたがマスクを着用する理由として、あてはまるものすべてお選びください。(複数回答、n=987、5項目抜粋)(単位:%)
直近1ヶ月であなたがお使いになったマスクの素材としてあてはまるものをすべて教えてください。(複数回答、n=987)(単位:%)
直近1ヶ月で、あなたがマスクを着用の際に感じたお困りごととして当てはまるものを全てお選びください。(複数回答、n=987、5項目抜粋)(単位:%)
あなたがマスク着用時に感じたお困りごとに対して、実際に行っている対処法をお選びください。(複数回答、n=408、※マスク着用時に「暑い」「マスクの内側がムレる」が主な悩みの方)(単位:%)
直近1ヶ月で、マスクを着用中に体調不良を感じたことがありますか。(単一回答、n=987)(単位:%)
体調不良はどのようなものでしたか。(複数回答、n=202、※直近1ヶ月で、マスクを着用中に体調不良を感じたことが「ある」方)(単位:%)