“2010年代と2020年代”に関する調査

調査対象 20代~70代の男女 1,225名 調査実施先 株式会社エアトリ
調査方法 インターネット調査 調査期間 2020/01/05~2020/01/07

調査結果の概要

2010年代が終わり、2020年代に突入しました。2010年代は技術発展などで人々の生活が更に便利になった一方で、痛ましい事件・事故・災害などもありました。そこで、人々にとって2010年代はどんな年だったのか?そして2020年はどんな予想をしているのか?株式会社エアトリの子会社で総合旅行プラットフォーム【エアトリ】(https://www.airtrip.jp/)を運営する株式会社エアトリインターナショナルでは、20代~70代の男女を対象に“2010年代と2020年代”に関する調査を実施しました。まず、2010年代はどんな年でしたか?と尋ねました。最も多かった回答は「普通」の38.0%でしたが、「とても良かった」11.6%、「やや良かった」25.2%と回答した方も36.8%と「やや悪かった」15.6%、「とても悪かった」9.6%の25.2%を10ポイント以上上回り、2010年代は良い年代だったと感じている方が多いことが窺えました。次に、2020年代はどんな年になると思いますか?と聞いたところ、 最も多かった回答は「2010年代より良くなる」36.9%でしたが、「2010年代と変わらない」が34.3%、「2010年代よりも悪くなる」が28.8%と意見が拮抗しました。年代別で見ると、30代、40代は「2010年代より良くなる」と回答した割合が過半数となった一方、50代以上は年齢が上がるにつれて「2010年代より良くなる」の割合が減り、「2010年代より悪くなる」の割合が増加しました。2020年代は2010年代よりも「悪くなる」と回答された方に、2020年代が2010年代よりも「悪くなる」と思う理由について尋ねました、 最も多かった回答は「少子化・高齢化、人口の減少」66.9%、僅差で「政治への不信」65.2%、「自然災害の増加」「財政負担の増加」同62.3%、「モラルの衰退」61.5%、「諸外国との関係悪化」53.5%までが半数を超えました。内閣府のHPでは2025年に目指すべき日本の社会イメージの中から夢のある20の例が掲載されています。そこに記載されている例のうち、実際に2020年代に実現できると思うものを選んでいただきました。その結果、全ての項目において「できると思う」と回答した割合が半数を割りました。13.6%の方は「いずれも実現できない」と回答しており、技術の進歩はしてもその程度に対しては懐疑的な見方をしている方が多いようです。

調査結果

2010年代はどんな年でしたか?(n=1,225)(単位:%)
2020年代はどんな年になると思いますか?(n=1,225)(単位:%)
2020年代はどんな年になると思いますか?(単位:%)
2020年代が2010年代よりも「悪くなる」と思う理由は何ですか?(複数回答可、n=353、※2020年代は2010年代よりも「悪くなる」と回答された方)(単位:%)
内閣府がHPで発表している2025年に目指すべき日本の社会イメージ(一部抜粋)について、実際に2020年代にできるようになると思うものはどれですか? (複数回答可、n=1,225)(単位:%)
内閣府:イノベーション25「イラストで見る20のイノベーション代表例」
https://www.cao.go.jp/innovation/action/conference/minutes/20case.html