2019年度(第30回) 新入社員の会社生活調査(1)

調査対象 産能マネジメントスクール主催の新入社員セミナー参加者のうち 104社442人(有効回答 429人:男性281人、女性148人) 調査実施先 学校法人産業能率大学 総合研究所
調査方法 書面アンケートによる回答肢選択方式 調査期間 2019/03/28~2019/04/10

調査結果の概要

学校法人産業能率大学 総合研究所は、本学の産能マネジメントスクールが開催する【新入社員セミナー】に参加した104社429人の新入社員を対象に、新入社員の働く意欲や新社会人としての意識、将来の目標などに関するアンケートを実施しました。初めに、就職活動を振り返ってもらったところ、「かなり大変だった」は23.6%、「思ったより大変だった」は44.9%で、合わせて68.5%が『大変だった』と回答しました。一方、“就職活動の満足度”については、「たいへん満足」が47.1%、「やや満足」が47.1%で合わせて94.2%が『満足している』と回答しました。就職先を選ぶ際に重視した点について尋ねたところ、「業種」54.5%が最も高く、「職務内容」49.4%、「福利厚生」45.9%がトップ3となりました。“働く”上で重要だと思うことでは、「仕事を通じて自分自身が成長すること」58.3%が最も多く、「長期間、安心して働けること」54.8%、「仕事内容に見合う報酬が得られること」41.7%が続いています。また、働き始めるにあたって、不安に思っている事では、「上司・先輩とうまくやっていけるか」67.6%、「自分の能力で仕事をやっていけるか」62.7%が半数を超えています。 3位には「心身を壊すことがないか」35.7%が挙げられています。将来の進路としてどのような方向を望みますか?と尋ねました。すると、「管理者として部下を動かし、部門の業績向上の指揮を執る」が43.4%、「役職には就かず、担当業務のエキスパートとして成果を上げる」が46.2%と拮抗しています。男女別に見ると、男性は「管理者」52.7%が最も多く、女性では「担当業務のエキスパート」64.6%が最も多くなっています。目標とする役職・地位については、「部長クラス」19.8%、「役員」15.3%、「社長」10.8%、「課長クラス」7.5%、「係長クラス」3.8%、「地位に関心がない」42.7%の順となりました。男女別でみると、「地位に関心がない」について男性が36.2%に対し、女性は55.2%と大きな差が見られました。((2)に続く)

調査結果

就職活動を振り返って、どのように感じましたか?(全体、n=428)(単位:%)
就職活動の結果に満足していますか?(全体、n=427)(単位:%)
就職先を選ぶ際に重視した点はなんですか?(5つまで選択、全体、n=429、5項目抜粋)(単位:%)
あなたは“働く”上で、どのようなことが自分にとって重要だと感じますか?(3つまで選択、全体、n=429、5項目抜粋)(単位:%)
働き始めるにあたって、不安に思っている事は何ですか?(3つまで選択、全体、n=429、5項目抜粋)(単位:%)
将来の進路としてどのような方向を望みますか?(全体、n=426)(単位:%)
あなたが目標とする役職・地位は?(全体、n=424)(単位:%)