2019年 夏休み宿題調査~夏休みの宿題いる?いらない?保護者に聞いてみた~ |
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調査結果の概要
アクトインディ株式会社が企画運営する、国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』では、12歳以下の子どもを持つ全国の保護者を対象に、夏休み宿題調査を実施しました。はじめに、昨年子どもが小学生だった保護者に、夏休みの宿題としてどんなものが出されたのか尋ねたところ、「問題集、ワーク、ドリルなど」88%が最も多く、9割に達しました。その他、「自由研究」70%、「読書感想文、作文」69%、「日記(絵日記を含む)」68%なども多く、昔からの定番の宿題が上位に挙げられました。そして、やるのに苦労した宿題としては、「読書感想文、作文」34%が最も多く、次が「自由研究」24%、「問題集、ワーク、ドリルなど」12%という結果になりました。総合的に夏休みの宿題が必要だと思うかを保護者全員に聞いたところ、「絶対必要だと思う」32%と「どちらかといえば必要だと思う」53%を合計すると85%と、圧倒的に必要だと思っている保護者が多数を占めました。必要だと思う理由としては、夏休みの宿題がないと「勉強する習慣がなくなるから」79%が8割と非常に多く、「習ったことを忘れてしまう(復習にもなる)から」62%という理由も6割でした。反対に、夏休みの宿題は必要ないという少数派の理由としては、「自分の関心あることに時間を使ってほしいから」69%が7割と圧倒的に多い結果でした。最後に、それぞれの宿題の種類ごとに夏休みの宿題として必要だと思うかどうか尋ねました。その結果、必要性を感じている割合が最も高かったのは<問題集、ワーク、ドリル>90%でした。夏休みの宿題が必要だと思う理由が、「勉強の習慣がなくなる」ことへの不安であることからも、問題集のような宿題のニーズが高いことはよく理解できます。一方で意外だったのは、2番目以降の<家の手伝い>85%、<運動(なわとび、ウォーキング、体操など)>79%、<健康、生活習慣(歯磨きカレンダーなど)>77%が多かったことです。宿題として出されていなくても日頃から家庭でできるものなのに、宿題として出してもらいたいと思われているのが不思議ですが、考えてみれば、生活習慣なども勉強と同じく長い夏休みの間にリズムが崩れがちになるため、課題として出されることでペースを保ちたいというニーズがあるからではないかと推測されます。